駅を巡る旅12回目は2023年9月の石北本線です。3日間にわたり石北本線と宗谷本線の駅を巡っております。毎度のことながら出張ついでというか、もはや出張がついでになっている感はありますが、仕事の合間に訪問です。今回は初日9月6日に訪れた石北本線の駅を記します。

はい。まずは東京から出発。本日は北海道遠軽方面へ仕事の用事があったので、まずは紋別へ。1日1往復しかない路線。これもなかなか貴重。紋別空港自体羽田との1日1便(ANA)の到着と出発なので、本当にこの飛行機しか扱ってません。搭乗率もまぁ、そこそこ。

ということで、一気に紋別空港。1日1便。でもジェット機!でも、ターミナルまでは徒歩。この日は曇っていたこともあるのですが、なんとなくロシア感がある空港。ターミナルビル上にある「OKHOTSK MONBETSU」がロシア語の表記に見えなくもない!フォントにしても。
【安足間駅】あんたろま

仕事の用事も済ませ。車(レンタカー)で旭川方面へ。最初に訪問したのは安足間(あんたろま)駅。所在地は上川郡愛別町。石北本線では西寄り、上川より旭川側になります。つまり時刻表的にまだマシな方側。駅舎は木造平屋。恐らく鉄板葺きの小屋ですが、外壁のサイディングといい、破風のポップな塗装といい、朽ちた感じはありません。左側手前は自転車置き場かな?かろうじて入り口付近はアスファルト舗装されておりましたが、その他は砂利敷き。駅の反対側は山林。

駅前はこんな感じ。少し離れた場所に民家が見える程度。勿論、店舗など皆無。車でのアクセスとしては道道(写真中央を横切っている道)から他人の家に入るような感じ。そもそもこの道道もそんなに広くはありません。

駅舎内というか、小屋の中。それでも冬場列車を待つ際、風雪をしのぐ為にはとても重要な設備。冬季にはストーブも置かれます。ベンチには座布団がありました。こーゆーのも本当にありがたいものです。冬場の北海道の列車待ちってホント地獄だからねぇ~。地元の方のご厚意と思われます。

ホームは2面2線の相対式。ですが、特急の運行もある路線。跨線橋がありました!さすが!階段部分の屋根は雪止めがついているようです。また、ブリッジ部分には避雷針?のようなものが。開口部は少な目。(暗い)

駅名標。比較的新しい駅名標。実は上川駅との間に東雲(とううん)駅がありましたが、2021年に廃駅。シール対応ではなく新しいものが設置されておりました。

沿線は山林。よくみると引き込み線(廃線)があるのがわかります。その昔は貨物の取り扱いもしていたようです。

ホームは砂利敷き。地続きで構外。雪が積もっていたらどこまで駅かわからないヤツ。通常プラットホームは線路に向かって下り勾配がついている(排水の為)のですが、北海道のこのような駅は勾配が逆。雪対策だと思われます。

通常は使われていないとのこと。通過・退避用。でこちらのホームも地続きで山林。野生動物対策が気になるところ。さてそんなところで次行きます!
【愛山駅】あいざん

はい。お隣の駅、愛山(あいざん)駅(残念ながら2024年3月に廃駅となりました。)です。1面1線のシンプルな駅。今回の目的の一つ。廃駅が決定しているので、無くなる前にどうしても訪れたい駅でした。石北本線が国道39号線に沿って走る、その途上にあるロケーション。駅舎もなく単純にコンクリート平板のホームに手摺のみ。ホーム全長は3両分はあるかなといった感じ。

ここが駅入口。よく見たら階段の段板が木でした!もうバラストが被ってきてしまって…。


点字ブロックや白線なんてものはございません。まっすぐ伸びる鉄路の先は安足間。線路左側には国道39号線が走っています。とにかくこの辺りは国道以外あまり民家もなく、駅需要はほぼないと言ってもよいような場所。かつては鉄道自体が主要な交通インフラであった故、周辺集落の要望により駅の設置がされたものと思われますが、今は昔。使われなくなってしまったら寿命。この時点で日に何本か普通列車さえ通過する駅。う~ん。

人の営みが全く感じられないかというとそうではないのですが、国道を車で走っていて駅がある気配は皆無。

比較的新しい駅名標。ホームの状態からしたらこれだけが別物みたい。何にもない駅でこれだけがシンボリックに建っております。因みに駅名の由来はこのあたりの集落の名称からとのこと。その集落の名称も入植した人たちの出身地に由来しているとのこと。「愛知」と「山形」からきているらしい。

そうこうしていると、たまにやってくる列車が到着。旭川行き普通列車。乗降客0。キハ40もこの駅もこれで見納めかもしれません。真新しい踏切とのコントラストが何とも印象的でした。お疲れ様でした!
とまあそんなわけで、今回はここまで。2駅だけだった~。次回も石北本線続きます。ではまた。