kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#013】石北本線2023年9月(その2)

前回の石北本線の続きです。2023年9月6日。安足間駅、愛山駅と上川方面から旭川方面に移動してます。相変わらずの曇天の空模様。それでも遠軽を出たときは雨でしたので、少しづつではありますが良くなってきております。ということで、引き続き駅旅続けます!

 

【中愛別駅】なかあいべつ

中愛別駅 駅舎全景

ということで、中愛別駅です。所在地は上川郡愛別町石狩川に沿って山を下ってきている途上。だいぶ山との距離も感じるようになってくるロケーション。上川盆地ではあるのかな?既に。駅舎は鉄骨平屋で、独特の屋根形状を持つスタイル。めちゃきつい勾配屋根がそのまま地面まで到達する竪穴式住居形式をモチーフとするデザインがJR北海道ではよく見かけます。ある時期めっちゃはやってたのかもしれません。で、何より妻側?側面の屋根形状です。ここがこの駅の特徴かな?一見陸屋根に見えて実はゆる~い勾配がついている鉄板葺きの屋根。でっかい樋の端部?ホワイトベースにも見えなくもない?駅前アプローチは、主要な通行部分はアスファルト舗装されていますが、その他は砂利敷き。そのアスファルト舗装もつぎはぎで、キャスター付きのスーツケースなんかはたいへんかも(笑)。勿論無人駅。完全無人駅。

中愛別駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。特に人里離れているわけではありませんが、周囲に樹木が多くあり、一見公園のような雰囲気のある駅前です。駅前の道の先は国道39号線。国道までは100mぐらい離れているので、実に静かな駅前となっております。民家は数件。国道沿いにはセコマもあります。

中愛別駅 駅舎脇

駅舎の脇には安足間駅にもあった駐輪場。こちらは自転車が1台止まっておりました。なかなか味のある工作物で、四方の柱ではなく一本柱!多雪地域なのになかなかやるなぁ~。でさらにその脇からホームに地続きで入れます。

中愛別駅 ホーム

で、ホームはこんな感じ。砂利敷きです。2面2線の相対式。シンプルなつくり。駅反対側は田んぼ。実りの時期で、黄金に輝いてます!幾分空が明るいと思ったら雲の切れ間が出てまいりました~。良かった~。

中愛別駅 駅名標

自立型の駅名標。比較的新しいものと思われます。安足間と同じ時期にリニューアルされているのかもしれません。ただフレームは錆の感じから、元のものを使用して再塗装したのかなと思われます。ピンコロ(既成コンクリート基礎)も年季入ってますしね。

中愛別駅 跨線橋

で、そうなんです。2番線へは跨線橋を渡ってゆく構造です。石北本線の西サイド(上川より旭川方面)は基本跨線橋が多いです。まぁ、勿論年期ははいっていますので、それなりにボロいのですが…。また、開口部も少なめなので暗い。何なら若干怖いぐらい。それでも雪の時なんぞは助かるので、ありがたかったりもします。

中愛別駅 ホームから見た駅舎

待合室には冬季ストーブを設置する為、煙突が伸びております。今も冬場は使っているのだろうと思いますが、詳細はわかりません。ストーブに関しては設置できるようにだけしてしており、使っていない駅もそこそこあるので、何とも言えませんが…。さて、空もだいぶ晴れてきました。味わい深い光景となったところで次に行きたいと思います。

 

【愛別駅】あいべつ

愛別駅 駅舎全景

愛別駅です。「愛」の付く駅が石北本線にはほんと多いのですが、恐らく殆どアイヌ語由来と思うので、LOVEとは関係ないと思います。駅舎ですが、鉄筋コンクリート平屋建て。かなりちゃんとした風貌で、このあたりの主要駅であったことがうかがえます。過去形ですが。こんなしっかりした駅舎ですが、駅は無人駅。完全無人駅。駅前にはアスファルト舗装されたロータリーまでありますが、無人駅です。所在地は上川郡愛別町。そう、愛別町の玄関口です。ロケーションとしては町の中心部からは少し離れており、石狩川を挟んで対岸にあります。

愛別駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。町はずれの住宅地に駅がある感じ。それでも駅から延びる道は両側歩道がある立派な道道だったりします。店舗らしき建物は数件ありましたが、殆ど営業されてませんでした。やっぱり…。昔はそれでも人の往来が多かったのだろうと思われる気配は感じました。

愛別駅 駅舎内

モダンなんよね!なんか。モビ(モダニズムチック・ビルディング)の要素をエントランスから感じ取れます。昭和(60~70年代)の公共建築ってみんなこんな感じだったかも。役所、公民館、図書館、病院…。で、床がちゃんとタイル張りってところが、主要駅らしさを残しております。更に改札まで残ってます。待合室にはなんちゃってイームズベンチ。そこそこの数あります!う~ん、味わい深い。ほんとかつては駅舎内ももっと賑わっていたのだろうと思わざるを得ません。

愛別駅 1番線ホーム

ホームへ。1番線の旭川方面。草ボーボー。

愛別駅 ホーム

写真は上川方面を望んだところ。2面2線の若干斜配置。でも実際使用されている部分では相対。それでも、ホームの長さからかつては比較的長い編成の列車の往来があったことが想像できます。ホームの先でなにやら分岐している箇所が見受けられますが、恐らく貨物用か何かの引き込み線と思われます。貨物にしても重要な鉄道の役回りでしたから、欠かすことのできない設備であったことがわかります。

愛別駅 1番線ホーム主要部

で、やっぱり主要駅です。屋根があるのです。しかもかなりしっかりした屋根。勿論床も結構きれいに舗装されております。特急停車駅でもおかしくない様相でした。

愛別駅 跨線橋

勿論跨線橋もあります。ですが、ちょっと残念なことに1番線の屋根がそこまで伸びておりません。あとちょっとなのに…。で、2番線というとこれが屋根なし砂利敷き。むしろ2番線は旭川方面なので、利用客のニーズ的には2番線から乗車する確率、つまり駅で待っている確率としては2番線の方が高いのでは?と思ってしまうのですが…。

愛別駅 駅名標

独立型駅名標。中愛別と同じく比較的新しいもののようです。駅の反対側は倉庫。壁のロゴが年代を感じます。駅近に倉庫。物流としても主要駅であったことがわかります。ということで、愛別駅はここまで。なかなか味わい深い駅でした。次の駅に参ります。

 

【伊香牛駅】いかうし

伊香牛駅 駅舎全景

いよいよ晴れてきました!伊香牛駅です。いかうし駅。そういえば「牛」がつく名前の駅、というか地名が多いのも北海道。アイヌ語由来でしょうけど。所在地は上川郡当麻町伊香牛。石狩川沿いを下り続け、いよいよここまで来るとさすがに盆地らしい景色となります。山もだいぶ遠くに離れております。駅舎はログハウス?木造平屋建て。現駅舎は国鉄からJRとなった翌年の1988年に竣工したらしい。まぁ、旭川周辺ですし、林業が盛んな地域である故、ログハウスとしたのかもしれません。周辺にそんな建物は無いので、目立って良いかも。もちろん無人駅。駅舎前は駐車スペース含めアスファルト舗装されております。ここはちゃんと舗装されてます。ただ、駅舎回りは砂利敷き。テラス状のデッキから駅舎に入る形式。牧歌的。「牛」だけに。

伊香牛駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。や~と陽が出てきたと思ったらもう夕方…。逆光でよく見えない~。残念。駅周辺は民家が数件。商店らしき建物もあり。閉まってましたが…。駅前から延びる道は国道39号線までつづきます。だいたい200mぐらい。集落はこの国道周辺と駅の間にある感じ。相変わらず人の気配はあるものの、人はいません。平日の夕方ですが…。

伊香牛駅 駅舎内

駅舎内。本当にログハウスでした。若干狭い。イームズ風ベンチが無理やり置いてある感じの待合。昭和の家にあったようなカラーボックスの上にブラウン管テレビ!タイムスリップ感。ストーブ設置できるように煙突がありますが、ベンチが邪魔して置けないけど、どーするのかなぁ…。ベンチどかすのかな?床にはスリップ防止用なのか、靴の雪落としの為のマットなのか、ゴムシートが敷かれておりました。ベンチにはうっすいけど座布団が置かれておりました。人の手が入っている感じがある駅舎内でした。

伊香牛駅 ホーム

2面2線の相対式。2番線は待避・通過線。上下線とも1番線で乗降扱い。写真は上川方面を望んだところ。愛別駅もそうでしたが、ホーム自体が結構長い。勿論現在はそんな列車が当駅に止まるわけではないのですが、かつては相応の列車が行き来していたことを想像させるつくりとなっています。ホームは草に覆われている箇所が多いのですが、砂利敷き。

伊香牛駅 跨線橋

現在2番線は退避・通過線なのですが、立派な跨線橋があります。安足間からずっとこの形式ですが…。

伊香牛駅 駅名標

駅名標。この辺の駅名標は比較的新しいものです。安足間駅もそうでしたが、以前は隣接駅の当麻(とうま)駅との間に将軍山(しょうぐんざん)駅がありました。2021年に廃駅。この年は石北本線でも4つの駅が廃止されました。

伊香牛駅 上川方面を望む

上川方面を望んだところ。よく見ると2番線から線路が分岐していたように見えます。ポイント切り替え機がなんとなく見えます。ということは3番線があった?ということは2番線側のホームは島式?

伊香牛駅 旭川方面を望む

こちらを見る限り、引き込み線?貨物用?といった感じ。夕方には旭川始発この駅止まりで折り返し旭川行き当駅始発の列車が設定されています。その昔は1日3本当駅始発の設定があったらしい。主要駅!?この駅が?

伊香牛駅 2番線ホーム端

草生しているホーム端。かつての繁栄も草の中?兵どもが…?色々と思いをはせてみた初秋の北海道の風景です。だいぶ陽も傾いてまいりましたので、本日はここまでといたします。

 

~本日のお宿~

本日の宿 遊湯ぴっぷ

明日の仕事の関係もあり、本日は比布町にある施設?「遊湯ぴっぷ」に泊まります。基本宿泊施設なのですが、宴会場・会議室もあり日帰り入浴も可能であったり、隣接してゴルフ場やスキー場もあったりとフロント脇にはお土産コーナー等、「ザ・観光ホテル」の様相。この日も地元の方が日帰り入浴されていたり、貸会議室で企業関連のミーティングがあったりと、なかなかの賑わいを見せておりました。飯については、あまり記憶にないというか…。温泉は良かったですよ!ということで今回はここまで。次回は翌日となります。ではまた。