kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#035】長野2024年6月その2

前回の続きです。2024年6月19日。せっかく長野まで来たのだからということで、善光寺参りでも…。イヤ、せっかく長野まで来たのだから長野電鉄でしょ!ということで、先ほども乗りましたが、今度はその特急車両に是非乗りたいということで、終点までだと結構時間がかかってしまうという理由から、途中駅までの乗車としました。

目的は長野電鉄の特急車両に乗る事。目的地に何の用もありません!

というわけで、再び長野電鉄長野駅

旧NEX

JR東日本からやってまいりました旧NEX(E253系)。長野電鉄では2100系NER(スノーモンキー号)として運用されてます。特急料金は前回も記載しましたが、100円。停車駅は長野を出ますと権堂、須坂、小布施、信濃中野で終点の湯田中です。若干塗装の変更はされているようで、窓の部分は元々グレーのラインだった気がします。では久々の乗車、どんな感じか体験してきま~す!

長野電鉄2100系車内

中はもう完全に当時のまま。集団お見合い席も、シートバックのプラスチックも、ハッチ式の荷物棚も、枕カバーの色まで。現在JRで特急「日光」として使われているE253系の方が、内装リニューアルされていて、窓以外フツーの特急列車の感じになっているのに比べ、デッキ部分までNEX現役のままを残している長野電鉄はさすがって感じ!しかもこれ100円で乗れるってのがたまらないわけです。

 

【須坂駅】すざか

そんなわけで、終点まで乗るわけにもいかなかったので、途中駅須坂駅まで参りました。

須坂駅到着

約20分の乗車時間。それでも車窓は変化に富んでおり、これ十分観光になる感じ。全く飽きない!更にこの車両。もう忙しくて仕方ないショートトリップでした~。というわけで、やってきました須坂駅。地下区間より地上に上がり、市街地を抜け、単線になり、千曲川を渡り、ようやく地方私鉄の雰囲気バリバリの須坂駅に到着。いや~それにしても楽しかった~!

須坂駅 駅舎内改札口

 

長野電鉄長野線の主要駅の一つ、須坂駅。所在地は長野県須坂市大字須坂。まさに須坂市の玄関と呼べる駅。また、以前にはここを起点に屋代まで伸びる屋代線というのもがありました。2012年には廃止になってしまいました。つまり運行上も重要な駅ということで、この駅には長野電鉄の車庫もあり、拠点といってもよさそうな駅です。橋上駅なので、改札は2階。跨線橋の先に改札口があります。で、勿論この駅もステンレス製の改札ボックスがあります。人は入っておりませんでしたが…。そして改札口を出るといきなり青空商店の様相!地元の特産物などを扱う露店のごとく店を広げております。駅が賑やかなのはよいことですけどね。

須坂駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。意外といっては失礼かもしれませんが、案外都会!というか結構ばっちり商業施設もあるし、高層の建物があるので、ちゃんと県庁所在地の長野市ベッドタウンの様相。駅前からまっすぐ伸びる道も電線の地中化がされておりますし、駅のまったりとした地方感とは別の顔。う~ん。長野を中心とした衛星都市としてはかなり上位なのではと思ってしまうような空気感を感じました~。

須坂駅 駅舎全景

駅が橋上駅であるので、改札を出てそのまま駅前にはペデストリアンデッキがあります。駅前周辺の建物につながっております。そのペデストリアンデッキから駅舎を見たところ。駅舎はな~んとなく不思議な昭和のポップ感がある建物でした。たとえて言うなら市営プールかボーリング場の感じ。昭和の時代にワクワクを表現したらこんな感じになりましたっていう典型。

須坂駅 駅舎全景その2

2階部分のデッキしたが丁度バス停の屋根になっております。ほんのり合理的。町の整備された理性的な景色と相反して、この駅は昭和のロマンを残した実にほんのりとした妙に居心地の良い駅でした。

須坂駅 車庫

須坂駅のもう一つの特徴は車両基地があること。以前はここから屋代まで屋代線が伸びており、路線上も重要な拠点であったため、基地は必然であったと思われます。車両基地にあるのは、東京で引退した車両ばかり。東急8500系に東京メトロ03系。長野電鉄仕様に模様替えすることもほとんどなく、東京で活躍していた風貌そのままといった感じ。

日比谷線車両

その車両基地には、ありました3500系。旧日比谷線車両「マッコウクジラ」。とは言えこの車両も実は同じく日比谷線を引退した後輩の03系の登場で、営業運転から引退してしまいました。今はここ須坂駅にひっそりと留置されています。

須坂駅 ホーム

ホームはこんな感じ。3面5線。島式2つの片式1つ。運行上この駅を発着する普通列車が多いことと、以前あった屋代線の為、この数のホームとなっています。その他先ほどの車両基地や留置線があるので、構内はそこそこ広く取られています。

ということで、須坂駅でした~。短時間の滞在でしたが、見どころがギュッと詰まっていたので、なかなか面白かったです。

長野電鉄1000系

では、帰ります。帰りも特急です。しかもロマンスカー(旧小田急HSE)。これも100円課金で乗れます。長野電鉄太っ腹~!

長野電鉄1000系車内

もう、そのまんま。小田急ロマンスカー。もはや関東ではミュージアムでの静態保存でしか出会うことができない車両が、現役で走っているわけですから、これは感動します!音や振動を体感できるわけです。しかも運賃の他100円課金で。

 

権堂駅】ごんどう

ということで、次に向かったのは特急の停車駅の権堂駅。なにせ、特急乗っちゃったから、途中駅止まらないので。

権堂駅 ホーム

はい。降りました。ロマンスカーは名残惜しいのですが、ここまで。HSEが地下区間を走るというのもなかなかレアなので、良かったです。運転台からの景色はなかなかすごいんだろうなぁ~とも思いました。頭擦りそう。

で、この駅も前回の市役所前駅とほぼ同じ感じ。かなり出汁の効いたレトロメトロです。ホームに関してはこちらの方がより出汁が効いているようです。薄汚れ感が…。

権堂駅 駅名標

内照式の駅名標。薄暗いホームにぼんやりと浮かび上がる「ごんどう」「GONDO」「権堂」。ラスボス感。「夜明けの翼法律事務所」の広告も意味深げ。「果たして抜け出せるか?」アトラクション感強めのホームです。

権堂駅 改札口

改札口です。抜け出せそうです。ここも長野電鉄の他主要駅同様、ステンレスの有人改札口。無人でしたが。で、とにかく薄汚れ感がハンパない!洞窟?地下壕?秘密基地?

権堂駅 地下通路

市役所前駅と同じつくり。天井の低さ、蛍光灯、内装材と完全に昭和中期の意匠。壁際にベンチが並んでいましたが、そのベンチもかなり昭和。特に青いやつ。駄菓子屋の前やバス停や市民プールにあったスチールの骨組みにプラスチックの座面と背面の長椅子タイプ。

権堂駅 出入口

ということで、タイムトンネルを抜けて現世(地上)に戻ってまいりました。駅は主要道路下にあり、出入口はその道路を挟むように2か所づつ。駅前は主要道路と直交してアーケードの商店街があり、平日の昼間でしたがそこそこ人の往来もありました。

で、せっかくなので周辺を散歩しました。

善光寺表参道

善光寺の表参道です。なんとなく善光寺も見えましたので、これをもって詣りました~。「遠くから一度詣った善光寺」。

古民家改装系

1階がカフェ、2階が古着屋ってー感じの古民家改装系の建物。権堂駅善光寺表参道の間にはこんな感じの店舗もあります。

カフェ

もう少し善光寺よりにはこんなカフェも。ここも改装系。残念ながらまだオープンしていなかったので、断念。

 

このまま権堂駅善光寺下駅へ行こうかと思ったのですが、なんとなく善光寺表参道をぶらぶらと長野駅方面へ。

昼飯(蕎麦旬彩こすげ)

で、蕎麦にしました。鴨せいろです。ホントに美味かったです。蕎麦の数量に限りがあるので、無くなったら閉店してしまうので、間に合って良かった~。蕎麦は石臼引きのちょい太目で、程よい硬さ。つけ汁には網焼きの鴨が満載。焼いたねぎも香ばしく、最高のお昼ご飯となりました。ごちそーさまでした~。

長野駅 新幹線ホーム

ということで、長野駅に戻ってまいりました。長野は地べたの新幹線駅です。エスカレータを降りてホームへアプローチするこの感じ。フル規格の新幹線でこのようなホームアプローチはそんなにないので、これも長野駅の特徴かな?

そんなわけで、今回はここまで。なかなか充実したショートトリップでした。ではまた。