kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【勝手に都道府県庁スタンプラリーその28】香川県庁(37)

今回訪れたのは四国、香川県。うどん県です。例によって仕事終わりに逃亡する形式です。2024年8月6日。東京駅よりスタートです。今回は寝てゆきます。行き先が高松ですので、一択です。サンライズ瀬戸号です。夏休みということもあり、寝台個室はGETできず、今回も雑魚寝シートです。

サンライズ瀬戸

既に、打合せ終わりにビールは体内に入っていたのですが、これから高松までの間のお供に東京駅で氷結、氷、から揚げを仕込みます。今回は上段なので、帰宅混雑する東京駅9番線ホームを見下ろしながら、「かんぱ~い!」。席は雑魚寝ですが、わずかな優越感と背徳感に浸れる時間です。ということでいってきま~す!

高松駅到着

はい、車中省略で、高松駅!明けて8月7日。途中何らかの障害があり、若干遅延して到着。毎度そーなのですが、酔うんだよね、サンライズ。それでも前回松江に行った時よりはマシかな…。な~んか気持ち悪いんだよね、駅に下りても。更に雑魚寝だったわけで、体は痛いし、朝から暑いし、シャワー使えなかったから体はべたべただし…。高松駅には温浴施設設けてほしいところです。ホントに。

香川県庁 東館全景

そんな気持ちのわる~い状態で30分弱。途中コンビニによって汗拭きシートを買い、なんとなく首周りを拭いて、ついでに買った水を飲みながら、歩いてまいりました~。それにしても朝から暑い!到着しました、香川県庁東館です。重要文化財です。重要文化財が現役というのもなかなかすごい。まぁ、言わずと知れた名建築なので、詳細は省きます。結構町ん中っていう印象。近くに公園はあるものの、周囲は建物に囲まれており、よくある県庁前の空地(緑地とか公園とか)はありません。つまり、引きが無いので象徴的な写真は撮れませんでした~。

香川県庁 東館回廊下

東館(旧本館)回廊下ピロティを斜めに庁舎に入って行きます。丁度登庁時間ということもあり、職員さんたちに混ざって入ってゆきます。ピロティの斜め進入のパースペクティブが何ともたまりません。東館本体の見え方も地味にカッコ良い。

香川県庁 東館回廊ピロティ

もうそのまんま、専門誌の表紙にもなりそーな構図。1958年の建物とは思えぬぐらい綺麗に保たれているのが印象的。特にRC打ち放し(梁・柱)部分。洗い出しの床も非常に綺麗でした。また、石垣を模した設備隠しも、楕円状にデザインされており、本物の石で作られておりました!すんごい贅沢!

香川県庁 ピロティ階段

モダンといえばこんな感じといったアイテム。木の手摺の分厚さと手摺子の華奢さが極端なほどイケてると言われた時代。モダンだわ。上階の暗さもたまりません。因みに空気的にはここ外です。外の機能的には玄関の庇部分にあたります。何とも贅沢な庇。

香川県庁 東館

大仏殿の様相。外観は寺社仏閣タイポロジー。この手法は当時の丹下健三の常套手段だったのかもしれませんが、ある意味和モダンって本来こーゆーものなんだろうとも思ってしまいます。で、恐らく当時の所員が其々独立し、虎(丹下)の威を借りてメタボリックになっていったのかな~と。でもこーゆーの割とお役所や議員さんとかに受け入れやすい(予算の付きやすい)建築だったのかもしれません。実際かっこいいしね~。未来感もあり、一見合理的だし、こっそり権威的だし。

香川県庁 名板

重厚感と味がある名板。コンクリートの塊なんだろうと思います。

香川県庁 東館内部

東館1階のホール。南の広場側を望んだところ。スチールフレームのサッシがなかなかいい感じ。サッシ割は黄金比意識してんのかな?あんまりそんな感じはしなかったけど。それでも床天のサッシはやっぱ気持ちいい!

香川県庁 東館エントランス

モダンですわ!合理的に考えたらこのメゾネットって無駄なんだけど、ここがまた良いんですよね~。モダニズムって機能性や合理性を追求した、それこそ様式時代からしたら新しい建築スタイルだったと思うので、人間工学的に導線を合理化した建築と言っても良いものと思われますが、ちょいちょいこんなのがあることで、若干のロマンというか芸術というか、余白のある建築形式とも言えるんじゃないかと思います。だから気持ち良いのかも!外観もそーだけど、こーゆー所(非合理的部分)にお金使えるっていうのは贅沢だよね。

香川県庁 東館1階ホール

コア部分の壁面アート、置いてある什器等、モダニズムというかキュビズムというかその当時のまんまって感じ。ということで、そろそろスタンプいきます。

香川県庁スタンプ

はい。スタンプです。2個です。県庁と名所ですね。名所は瀬戸大橋、金毘羅さん、お遍路さん、うどん、栗林公園?内輪?あとは~オリーブかな?

ということで、完了!ですが、せっかくなので展望フロアもあるという事なので、行ってきました!

香川県庁 本館展望階

2000年に竣工した本館です。ここの21階が展望フロアとなっているということで行ってきました。平日の午前中なので、誰もいません。それでもここからの眺望はかなり良く、十分観光になります。

屋島

ジャパニーズテーブルマウンテン高松市内越しに屋島も望めます。

香川県庁 本館

本館です。S造地下2階地上22階。手前東館がRCの8階建て。いずれも丹下健三の設計。ホントに同じ人の設計?と思わせるぐらい全く違う建物。この間に40年の年月があるものの、どーなんだろう?超高層の部類に入る本館ですが、構造上仕方が無いのか、都庁やフジテレビ経由して作風がこーなっちゃったのか。丹下健三という人は戦前戦後で全く作風変える人だから仕方ないのかもしれませんが。で、これまで訪問してきた庁舎の中でも香川県庁東館は特にモダンをまんま残してます。同じような時期に建てられた庁舎が軒並み目見見える耐震補強をしている中、この東館はあえて何もしていないように見えます。が、しかし令和元年に耐震補強は終わっているようです。建物の基礎ごと免震構造にしちゃっているそうです。すんげー!金かけてる~。重要文化財だしね~。

そんなわけで、香川県庁でした。

うどん

で、うどんです。県庁最寄りで「らしい」うどん屋と思ってきたのがここ「さか枝」。かまたまです。やっぱり本場です。美味い。腰もあってつるつる。ごちそーさまでした~。

高松空港

帰りは高松空港から。高松空港までは県庁近くのバス停より、空港リムジンバスで移動。大体30分ぐらいかな?いや~それにしても暑かった~。お疲れさまでした~。