kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#041】津2024年9月

表題通りです。津。つ。日本一短い駅名。今回は三重県県庁所在地の津市の玄関である津です。駅名も短いのですが、今回の投稿も短いです。スタンプついでの訪問シリーズ。

 

【津駅】つ

つ。ひらがなで表記するとかなり???な感じですが、県庁所在地の主要駅であり、運行上も重要な駅であります。所在地は三重県津市。自治体もやっぱり「つ」です。県庁所在地ではありますが、人口は県内2位。面積は1位ですが。ロケーションとしては紀伊半島の東側の伊勢湾に向いた臨海都市。伊勢平野のほぼ中心に位置します。もともと城下町であったことから、行政の中心となった経緯があるようです。人口では1位の四日市市は、重工業中心の商業と工業が中心の街であり、そのため人口は多いが行政の中心となるような余地がないという理由からも、ここ津が行政の中心となったようです。で、駅ですが3路線が乗り入れる主要駅になってます。JR紀勢本線近鉄名古屋線伊勢鉄道伊勢鉄道は昔の国鉄伊勢線なので、ほぼJRといっても良いでしょう。伊勢鉄道は3セクですが、何故か名古屋からの直通の快速みえや特急南紀はこの伊勢鉄道を走ってます。四日市から津までの間、JRは一旦内陸側の亀山を経由する為、伊勢平野を短絡する伊勢鉄道の方が距離も時間も短くなる為のようです。近鉄とのお伊勢参り競争に勝つためには手段を選ばない感じですかねぇ~。

津駅 東口

まさに玄関としての駅。3階建ての駅舎にはちょこっとですが商業施設が入っています。外装こそそこまで古さは感じさせませんが、ビル自体は1973年開業してますので、もう50年以上経ちます。なんとなくプロポーションがその当時を感じさせます。隣接する巨大建物は複合施設「アスト津」。店舗、事務所、ホテルの他、三重県出先機関や津の観光協会等が入る施設で、2001年に開業した駅前再開発事業です。引きが無かったので、画角に収まりませんでした~。駅前ロータリーはそこそこ広かったのですが…。

津駅 東口駅前

整然とした街並み。行政の中心都市としての顔つきがあります。駅前には商業施設よりオフィスビルの方が多い印象です。

津駅 駅南東方向から望んだところ

基本的には地べたの駅なので、線路は地上を走ります。手前がJRで奥が近鉄

津駅 駅南西方向から望んだところ

線路を渡って西口側に来たところ。今度は手前が近鉄で、奥がJR。線路が近鉄標準軌で、JRが狭軌近鉄が電化されているのに対し、JRは非電化。実に対照的な2路線がこの駅を共用しています。

津駅 西口駅前

東口とは対照的な西口。こじんまりとした駅前で、どこかほのぼのとしたローカル感を感じる駅前。こちら側は少し小高くなっているせいか、山の手の空気感があります。何だろうか?お上品な住宅街の駅前というか、田園調布的な地味ではないが静かな雰囲気。

津駅 西口

西口駅舎です。西口駅舎といっても改札は上階にあります。で、エスカレーターを上がりその上階へ向かいます。

津駅 西口駅舎内部

で、上階に上がるとこんな感じ。一見改札口が上階にあるので橋上駅かと思いきや、確かに改札含めた駅機能が線路の上空にあるので橋上駅ではあるものの、改札外を東西に行き来する自由通路はありません!ならば駅機能が地上でも良いぐらいなもんですけど…。まあ、駅前の空間がそれほど取れなかったが故、線路の上にこれを設けたのだろうとは想像できますが、それだったら自由通路ぐらい作れそうなものなのではと思ってしまいます。因みにこの駅は近鉄とJR並びに伊勢鉄道の共用駅であるため、改札内も共用されています。で、この西口は改札業務含め近鉄が担当しています。自動券売機もJRと近鉄と並んでいるのが特徴かな?で、有人の出札口もあります。

津駅 西口改札口

自動改札機が並びます。で、JRもこちらから入ります。目の前には近鉄の発車表がありますが…。

津駅 跨線橋

で、改札を入り跨線橋を渡ってゆくとJRのホームの案内が。ここで初めてJRの出発表が現れます。そのまま直進すると東口の駅ビルへ。その駅ビルへはこの跨線橋の先に改札口があり、駅ビル2階へダイレクトにアクセスできる構造となっています。また、1,2番線ホームへ降りるとその先には東口の地上改札があります。

津駅 JR線ホームへの階段

ここがタイムトンネル。急に時代がさかのぼります。出汁が出まくってます。

津駅 JRホームより近鉄ホームを望む

ホームに降りるとこんな感じ。そして近鉄側を望むとこんな感じ。非電化ローカル線の感じと都市型主要私鉄の感じ。この間には若干の空地があります。

津駅 2番線ホーム

3番線から2番線ホームを望んだところ。2番線はほぼ駅ビルに飲み込まれるような形で設置されております。先ほどの跨線橋が駅ビルに貫入しているのがわかります。3番線と2番線の間にはもう1線ありそうな空間がありますが、昔はそれこそ荷物や貨物の取り扱いや、機関車の入れ替えなどもあったと考えられますので、複数のレールが敷かれていたものと思われます。それにしてもJR側はだいぶ出汁が出てます。

津駅 東口改札

2番線越しに見えるのが東口改札。勿論こちらも共用の改札口。な~んか実に開放的な感じがします。ホームから駅の外まで地続きに続いている感じがあり、おおよそここが駅ビルの1階には思えないような空気感。そこそこ天井高さもあり、特に華美な意匠が無い分、清々しさを感じます。因みに1番線はこのホームの北よりに切り欠き形式で存在します。

津駅 駅名標

駅名標です。上がJRで下が近鉄。漢字とひらがなの位置関係が逆な表記。勿論隣駅はそれぞれ違います。駅名標自体の時代感の差はあまりないように思えます。

津駅 近鉄側のホーム

駅名標こそ時代感の違いはあまり感じられませんでしたが、ホームは別。さすがに都市型大手私鉄の主要駅だけあって、都心部の様相とあまり違いが見られません。発車表示、照明器具、ホームの床仕上げ等。また、番線表示についてはJRとも共用しているので、ここは6番線。1番線が伊勢鉄道、2から4番線がJRで、5,6番線が近鉄。列車の本数、編成等も圧倒的に近鉄の方が多く、かなりJRが苦戦しているのがわかる駅でした。

ということで、短いなりに色々と面白い部分もあり楽しい訪問となりました。伊勢鉄道についてもう少し気を使ってみてみたかったのですが、何分滞在時間が少ないこともあり、じっくりと観察することができませんでした。残念…。今度ここに来る機会があればもう少し掘ってみたいと思いました。

今回はここまで。

ではまた。