今回は北陸です。若干ショートになりますが、北陸の主要駅を巡ります。まぁ、スタンプついでですが…。そんなわけで、2024年10月22日、都内の仕事終わりに飛行機に乗ってまずは小松空港へ。

19時40分過ぎ、石川県小松空港着。初めて降り立つ空港ですが、あんまり時間が無いのであまり見学できませんでした。小松空港は北陸の代表的な空港です。国際線も飛んでいて、JALもANAもラウンジがある空港。建物自体は少し年季が入ったものでしたが、古びた感じはあまりなく、しっかりと空港然とした様相でした。今度はここから飛行機に乗りたいと思いました~。

地方空港としては大きい方かもしれません。到着便に合わせてバスの時刻が決められているので、さっさと乗って行きます。目指すは福井。そうなんです。今回は福井からスタートします。小松空港の立地から石川県ですが割と福井県に近い方に小松空港があるので、福井駅前行きの高速バスがここから出ております。すっかり夜になってしまいましたので、車窓は期待できないので、道中はパスしてまずは福井駅に向かいます。
【福井駅】ふくい

1時間ぐらいバスに揺られ到着しました~。福井駅東口。高速バス(空港連絡バス)は東口に着きます。時間は21時。すっかり夜です。新幹線の開通に合わせて駅前もかなり区画整理されており最近の地方主要都市の駅前の雰囲気。ランドスケープデザインもばっちりされており、バス乗り場含め駅前のデザインはかなり綺麗。駅も高架化されており、東西の行き来(歩行者)もバリアフリーでできるようになっております。JRの駅のホームも見えるようになってますが、その見せ方もなかなか良き。照明もきちんとデザインされております。

で、圧巻だったのがJRに隣接してあるえちぜん鉄道の福井駅。まるで広告塔のようなディスプレイ。ここが起点の駅なので当然のことながら行き止まりの構造なのですが、あえてそれを強調するかのように車両を駅前に向けて見せております。なかなかこんな表現をしている駅は他にあまり見たことが無いのですが、更にライトアップまでしているわけで、これだけで十分観光名所になるのではと思ってしまいます。イヤ~、良いもん見れました~!

実は結構寒かったので、さっさと駅構内に入ってしまいました。さすがに21時過ぎともなると構内の店舗もだいたい閉まっております。そんなわけで人の往来もありません。ガランとした駅構内の店舗ですが、人がいない分デザインが浮かび上がってまいります。なかなか落ち着いた雰囲気のある意匠で心地の良い空間でした。

で、西口に抜けました。今宵の宿は西口だったので、抜けました。で、びっくり。巨大商業施設或いは超高層のメインエントランスの様相。駅からの続きのなので、どこまで駅なのかちょっとわかりづらいのですが、駅前ビルとの間をつなぐ屋根というか庇というか、そのような存在が駅前の一体感を演出しております。駅前含めた施設としては、地方都市の駅では巨大な方。それにしても気持ちの良い空間のある駅です。

駅前ですが、トラムがあります。駅前広場のそのほとんどが歩行者空間となっておりますので、JR福井駅の地上部分からバリアフリーで信号を渡ることも無くトラムの乗り場に来れます。駅前広場がホントに広場で歩行者の為になっており、その広場に隣接するようにトラムの停留所がある構成。トラム含めてデザインされているようです。富山っぽいかもです。
さて本日はここまで。明日もう少し福井駅を探索します。

ということで、明けて10月23日。福井駅西口です。あいにくの空模様ですが、ぎりぎり雨は降っておりません。さて、福井駅ですがかつては北陸本線の主要駅。大阪、名古屋方面、金沢、新潟、青森方面への優等列車が多く発着した一大幹線の主要駅でした。現在は2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸に伴い、北陸本線が三セク化。在来線の主要路線が三セク化した為、正直JRの駅と言って良いか若干疑問は残りますが、一応北陸新幹線があるのでここではJRの駅としております。その福井駅ですが、乗り入れは北陸新幹線の他は北陸本線が三セク化したハピラインふくいで、運行上の乗り入れはJRの九頭竜線(起点は隣の駅越前花堂)があります。西口駅舎は2005年、北陸本線の高架化に伴い新築。ガラスのボックスがちょこちょことあるのが特徴の駅です。因みに駅舎という表現が高架駅の場合難しいのですが、実際どーなのでしょうか?高架駅の場合、線路とホームのある部分が既に構造物でもあるので、この下の部分にあたる箇所はむしろ高架下という扱いになると思うのですが…。ただ平面的には単なる線路下というわけではなく一応駅構内の扱いになるので、当該箇所ぜーんぶ含めて駅ということになると思います。それでもですよ、駅舎として呼ぶべきか否か。う~ん。まぁ、ねぇ~。駅ビルってわけでもないしね。で、外観からも特徴的なガラスのボックスですが、ホーム階のトップライトにもなっております。このような意匠もあまり他で見られないものかなとも思います。白い外壁には福井駅の表示。ですが、ハピラインふくいのマークしかついていません。ついこの間まではJRだったのにね。

駅前広場とバス乗り場及びロータリー。だいぶ導線的に合理的に整理されているうえ、きちんとデザインされてます。で、後ろの高層ビルがハピリン。駅前の一体化された空間を演出している駅前ビルです。上階はマンションの複合施設で、低層階は商業施設が入っており、駅前の賑やかしになっております。

さて、少し時間をおいてますがえちぜん鉄道の福井駅です。で、そのホームです。1面2線のホーム。えちぜん鉄道はもともと京福電鉄。京福電鉄は2000年と2001年に衝突事故を起こして、運行停止となり2001年に廃止届を提出。然しながら、地元の足としての重要性などから三セクにて再生。2002年にえちぜん鉄道として再出発。そんなえちぜん鉄道の福井駅ですが、これも今の駅に至るまでは二転三転してます。JR福井駅の高架化工事に伴い1997年~2015年までの18年間もの間地上駅を移動し仮営業。その後、2015年~2018年まで2023年に開業する北陸新幹線の高架部分で仮営業。で、2018年の9月にようやく今の駅の位置に移動。写真の右側の壁の向こう側には現在北陸新幹線のホームがあります。ホームは完全に屋根で覆われており、もう片方側にはサッシ。すっかり室内の雰囲気です。東側が窓ガラスであることと、天井高が高いことによって室内ではありますが、かなり開放的な空間です。ホーム幅は狭いのですが…。で、天井は木。新幹線側の壁も木。鉄骨の柱梁は朱色に塗装されており、寺院のそれっぽくなってます。ちょっと仮設っぽくも見えますが…。

駅名標も木です。しかも箱文字です!えちぜん鉄道の起点の駅。E1番です。路線としては、勝山永平寺線なのですが、運用上は三国芦原線も乗り入れております。

ホーム端部は改札口へ下りる階段となっているのですが、ホームその先にもレールは続いており、電留線となっております。いわゆる車庫。駅のホームと車庫が一体となっている駅も珍しい。でまた、意匠もそれっぽいからたまらない。倉庫というか工場というかそんな感じにも見えます。階段周りの意匠も積極的に木を使用しております。

壁天井とも木。お寺さんのよう。ここまで気に囲まれた改札口も主要駅では珍しかもしれません。でまた、サインが何とも言えない青色に白文字。木とのコントラストがめっちゃ良きです!で、改札口は有人改札でした。ICカードの機械もありましたけどね。

えちぜん鉄道福井駅の改札口を出て建物の外に出るとこんな感じ。木のルーバーの屋根が福井駅の入り口まで続いております。回廊のデザインも良きです。

で、福井駅東口の駅前はこんな感じ。元々主要な出入口ではなかったこともあり、割と地味。それでもちゃんとロータリーは形成されており、立派な駅前です。

で、ここからは新幹線に乗って移動します。改札内に入ってます。割とこじんまりとしたコンコースで、作りはいたってシンプル。発車案内板はいたって標準的な北陸新幹線のもの。でもできたばっかりだから綺麗!

新幹線ホームです。新幹線では珍しい1面2線の島式ホーム。しかも狭い!で、富山より工場っぽい!屋根と壁で囲まれているタイプなので余計に工場というか倉庫感が増します。東口側はホームの半分ぐらいは外部に面しているので、全面開口部になってますが、在来線側は壁。更に柱の他壁下地も鉄骨が剥き出しなので、完全に工場。というか倉庫。それも昔ながらの。そこへきてホーム幅が狭いもんだからなんか息苦しい。階段部、エスカレーター部の意匠に関しては富山駅のそれと同じ。富山との違いはやっぱり1面2線であることかな~。新幹線らしさを感じられないホームです。

出来て間もないので、まぁ綺麗。ピッカピカです。
では、ここから新幹線に乗りま~す!
【新福井駅】しんふくい
アレ?新幹線じゃ?実は福井駅を見て回っている間に県庁行ったりとかしていた為、県庁から意外と近いということもあり新福井駅に寄ってました~。県庁からは500m強。歩いても10分程度。えちぜん鉄道福井駅の隣の駅。福井駅の西口から一気にえちぜん鉄道福井駅のホームに飛んでいたかと思いますが、この間にここ新福井駅を挟んでいます。つまり新福井駅から一駅えちぜん鉄道に乗り福井駅へと帰ってきております。ということで、主要駅の隣の駅。新福井駅です。

ハピラインも新幹線もえちぜん鉄道もこの付近は高架線です。3路線とも並行しております。で、その高架下を通り新福井駅へ。高架線の西側はそこそこ大きい交差点(五差路)になっており、主要な道路が交差しています。で、そのうちの1本、割と地味な道を東へ進むと新福井駅の入り口が見えてまいります。絶対大通り側からは駅の存在がわからない作り。初見殺しの駅。近隣住民の為の駅といった感じです。こーゆーの大好物。

乗車する方面によって入口階段が違います。このようなつくりがまた良い!いたって簡易ですが、わかりやすい。勿論無人駅だからこその技です。それでもそれなりにデザインしているところが共感します。入口ですよ!って語っているようです。

ホームは2面2線の片式。まぁ、狭いです。点字ブロックの内側ですが、柱の部分に関しては30cmぐらいしかないんじゃないかな~。それでもオール屋根付き。雰囲気としては大都市近郊の私鉄の駅の様相です。平日の午前中だったので、誰もいませんでしたけど。2018年竣工の駅であるので、新しい方ではある為、綺麗に保たれております。よく見ると軒樋が線路側にあるんですね~。軒先部には梁が通ってるし。あんまり見たことが無いかも。

やっぱり木です。新鮮。シンプルですが、カッコ良い駅名標です。

都会ですよね~。とても地方にいるようには思えません。

新幹線の脇をぴったり並走するように線路が続きます。でも単線。福井の街を見下ろすように隣駅の福井口まで走ります。

で、福井行に乗って福井に戻ります。ファンシー。

JR東海飯田線用の119系を改造したTC7001形。セミクロスシート、ブルーのモケットが何とも懐かしい座席。多分シート自体は113系から同じだと思います。で、ファンシーと思ったのですがポケモン仕様の車両でした。福井駅着!えちぜん鉄道福井駅(上記)に戻ります。
ということで、福井は以上です。
毎度のことですが、長くなってしまいましたので、1回では終われませんでした~。次回はこの続きとなります。
ではまた!