今回は山陰です。といっても山陰地方は2県だけなので、これでコンプリートです。山口県は…。山陰?日本海には面しておりますのでね~。でも、兵庫は日本海に面しているけど明らかに関西、というか近畿地方ですよね。だいたい神戸も瀬戸内ですし。山陰地方といっても、もう少し広くとらえると中国地方なので、まだ道半ばって感じですが…。ということで今回は鳥取県庁です。

2024年10月30日。東京発の夜行寝台で着いたのは岡山。その岡山から気動車特急に乗り換えて、いざ鳥取へ。2両編成のローカル特急。だいぶ味のあるシートで、昔ながらの回転クロスシートです。リクライニングはボタン式。鳥取までは1時間50分。朝早い列車なので、半分ぐらいは寝てました~。

鳥取駅到着です。お疲れ様でした~。時刻は8時半を過ぎたところ。鳥取は良く晴れております。良かった~。それにしてもキハ187系の外観って独特。

駅の外に出てきました。県庁方面のバスは北口より出ているので、まずはバス乗り場へ。いくつか県庁付近のバス停までは路線があるのですが、今回はミニバス、市内循環のバスにて向かうことにいたします。このバスだと県庁の庁舎の前まで行ってくれます。ということで、市内循環バス「くる梨緑コース」に乗車。
県庁の敷地内まで乗り入れるバスはこのバスぐらいなのですが、いかんせん市内循環するバスなので、なかなか着きません。市民の足としての機能上いろいろと循環するから仕方ありません。

で、ホントに玄関の前までバスをつけてくれるので、外観を見る間もなく、いきなり庁舎内になります。こんなアプローチは初めてです!で、因みにここは本庁舎です。玄関は小さめで、更にその小さめの風除室を入った先がこんな感じ。いきなりモビじゃありませんか!階段の蹴込み部分委は謎の絵柄がありますが、階段の形式も分厚い木の手摺も、吹き抜け、2層分のサッシなどなど、すっかりモビです。吹き抜けてはおりますが、ヒューマンスケールの吹抜け。無駄に浮いている階段もいい感じに空間を構成しております。

2階に上がるだけの階段。空間的にももったいない作り方をしております。建築計画において合理性を追求したのがモダンであると言われておりますが、ここの部分に関してはいずれのモビも非合理です。普通に階段室作った方が空間t系には使える場所が増える訳なのでね。だいたい壁からも微妙に離れているし、階段裏は部屋としては到底使い物にならないし、埃だまりにはなるし。部屋の奥は暗くなるし。ですが、この吹抜けにあるオブジェとしてはどーでしょうか?最高のディスプレイですよね~。だいたい人も乗れるし。気持ちが上がる要素です。

で、これが振り返ってエントランス方向を見たところ。素晴らしくヒューマンスケール。丁度良い大きさの吹抜けと自然光による明るさが担保される平面の広さ(エントランスホール部分の床面積)。厳つい意匠も特になく、変に権威的でもなく、公民館や図書館のノリを感じるエントランス。下手な総合病院のエントランスより小さい感じです。居心地よきデス!
で、スタンプです。そんな気持ちの良いエントランスホールに面して総合案内があるので、ここで押印!

「トリピー」「あおや かみじろう」ですか。トリピーは二十世紀梨をイメージした鳥だそうで、あおやさんは「青谷上寺地遺跡」(縄文時代から平安時代までの複合遺跡)をフィーチャリングしたキャラだそうです。
そーかー、トリピーは梨の妖精ではなかったのですね~。安心したナッシー。
で3つ目は県庁舎。これも二十世紀梨に囲まれております。

スタンプ完了し外に出ると向かい側には中庭を挟んで議会棟がありました。またこれもモビです。本庁舎と同じ時期に竣工しております。

で、さらに奥には第二庁舎があります。本庁舎よりも大きく幾分新しい建物です。こちらは1975年竣工だそうです。いかにもそんな感じのデザインです。

で、ようやく本庁舎の外観です。もう、ね~、学校。モビです。1962年竣工とのこと。RC地上7階地下1階のモビです。バランス良きデス。カッコ良いですよ。ホント。メインの道路側にはちょこっとですがピロティもありますし、中庭挟んで反対側への議会棟へは回廊もありますし、スッと伸びた庇もありますし、モダン要素満載でございます。連窓でないことを除けばこれは間違いなくモビです。で、エントランスの庇のあるところにミニバスの停留所があります。
ということで県庁をあとにして、少し周辺を散策します。

県庁に突き当たるメインの道路です。電線は地中化されておりますので、すっきりした街並みといった感じです。並木もありますし、アーバンデザインされている感じがします。

恐らく床屋だと思いますが、なにやら不思議な建物が。3階建ての建物ですが、間口は狭く無理くり建っている感じのする建物。そこへきて手前側に螺旋階段が3階まで続いています。間口は全てこの螺旋階段で占められていますので、道路からの採光は恐らく望めない建物でしょう。で更に螺旋階段が完全な外部というわけではなく道路面は外壁、ファサードがあるのです。これがまた不可思議な形状の開口部を持ち、狭い間口をより際立たせております。垂直方向を強調したかったのか、ゴシック好きなのかはわかりませんが、とにかく謎の多いCROWNでした。

でそのCROWNの向かいには、対照的な大型施設が2つ。鳥取県立図書館ととりぎん文化会館。手前側が図書館で、奥がとりぎん文化会館。もうどこまでが何かわからない状態ですが、まぁ、群造形です。

図書館には入館しませんでしたが、とりぎんホールには入ってみました。正式名称は鳥取県立県民文化会館。ネーミングライツですね。とりぎん(鳥取銀行)は。さすが地方銀行の冠がつく施設。規模が大きいです。冠?CROWN?つながりましたねぇ~。まあそんなことは置いておいて、ガラスの中央ホールは圧巻で、規模以上の大きさを感じる空間でした。居心地よかったです。
で帰りは一旦、鳥取駅まで戻ります。

戻ってまいりました。鳥取駅北口。駅前のバスロータリーの奥にバスターミナルがあり、長距離高速バスや空港リムジンバスが発着しております。ということで、ここから鳥取空港までリムジンバスで移動します。

ということで、30分弱乗車し、鳥取空港着。空港ビルの前にはこのような綺麗に剪定された樹木があり、良い雰囲気を醸し出しております。最近は鳥取コナン空港というらしいのですが、石板には漢字で「鳥取空港」と彫り込まれております。

こじんまりとした空港ですが、空間的には変化があって楽しい感じのする空港です。変にシンメトリーみたいな平面構成にとらわれていないので、これも良さの一つかもしれません。外観からはもっと地味な空港なのかと思ってましたが、中は結構良きデス。

では、帰ります。小型機です。地方空港ですからね~。平日の昼間の利用者数を考えたら十分です。

最後に観光です。砂丘です。天気にも恵まれたので、大変良い旅となりました~。
今回はここまで。
ではまた。