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旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#055】山口2025年2月

今回の駅を巡る旅は山口です。いつものパターンなのですが、県庁行ってくるついでの訪問シリーズです。ということで、ほぼ定型のパターンでスタートです。

2025年2月12日。仕事終わりの逃避からです。最終ののぞみ89号でまずは広島へ。新幹線に4時間近く乗るのは久しぶり。乗車前はなげ~な~っと思ってましたが、ビール飲んで寝ていたら案外すぐ着いちゃった感じでした。

広島駅 新幹線ホーム

最終の広島止まりののぞみ号でしたが、新大阪までは多少混んでおりました。その先からは新神戸、岡山、福山と停車する度に乗客は減ってゆき、広島到着時では恐らく2割程度の乗車率だったんじゃないかなと思います。それでも300~400人近くは下車するわけですから、そこそこの人数が夜中のホームを賑わせるわけです。時間はほぼ24時。日付が変わる直前の到着なので。本日はここまでなので、駅近くの宿に泊まって、明日の朝から移動再開です。

広島駅 新幹線口

まだ、明ける前の広島駅です。2025年2月13日。始発の新幹線ではないのですが、3番目ぐらいの列車にて本日は山口に向かいます。

広島駅 新幹線改札口

時間は朝の6時半です。まだ、朝早いためか人もまばら。切符を巡りちょっとしたトラブルがありましたが、何とか予定している列車に乗れそうです。ということで、まずは新山口へ向かいます。その後山口線に乗換山口へ。

新山口駅 到着

新山口駅到着!乗ってきたのはレールスター。700系です。もはや山陽新幹線でしか乗ることができなくなってしまった700系。デビューした時はなんじゃこれ?と思うデザインでしたが、引退近くなるとなんとなくかわいく見えてくるものです。まぁ、そんなことはともかく、ホントは新山口に先に着いたので、ここから始めるべきだとは思うのですが、時間の関係で先に県庁へ向かわなくてはならなかったので、ここでは乗換だけにします。帰りにまた寄りますので、その時にちゃんと見て回ります。

新山口駅 出発

山口線に乗換。ここからは非電化単線。キハ47形の4両編成がお出迎え。ホームはガラガラでしたがこの後結構乗ってきました。通勤通学時間だからね~。ということで、山口へ向けて出発です。

 

山口駅】やまぐち

山口県の県庁所在地の駅。山口線の主要駅です。非電化の県庁所在地の駅というと、ここのほかに鳥取と徳島があります。JRに限って言えば高知、津(三重県)も同様。ですが、他4つの駅は県を代表するような駅であり、周辺の状況含め駅自体が市街地の中心となるような環境があるのに対し、ここ山口駅はどー見てもローカル駅。山口線の中では主要な駅であることは間違いないのですが、他県の県庁所在地の駅と比べると、かなり寂しい感じの駅です。

山口駅 3番線ホーム

山口線は地べたの非電化単線の路線ですので、勿論この山口駅も地べたの駅です。地べたの駅で主要駅となると、概ね1番線が片式ホームでホームにくっついた駅舎があるというのが定石。ここもその方程式に則っておりますが唯一番線番号が違います。駅舎側にしか出入口が無く、ホームに面して改札があり、そのまま駅舎を通って外に出られるバリアフリーな駅です。駅舎側じゃない方へは一度駅を出て駅の前後(ここでは南北)にある踏切(道路)を渡って回ってゆくしかありません。つまり、あんまり栄えてはいないという事です。ホームは2面3線。1,2番線は島式ホームです。3番線のホームは殆どの部分、鉄骨の骨組み+スレートの屋根(改札付近は金属製)がかけられており、ホーム幅の比較的広くなっています。また、アスファルト舗装に点字ブロックもあります。この辺はさすがに主要駅。特急の停車駅でもありますからね~。

山口駅 駅名標

上はかつての駅名標。下が今のもの。3番線の駅舎側の壁面に取り付けられております。

山口駅 改札口

昔ながらの有人改札口に簡易ICカード改札機が置かれている状態。山口駅から新山口方面はICカード対応しているのですが、これより上山口方面は基本的に切符。改札業務は基本右側の駅員室にて行われるので、真ん中の島で改札業務をすることは恐らく無いのではと思います。利用客が少ないためだと思います。

山口駅 駅舎内

古き良きというところ、文化財クラスまでには古くないけど、結構年季の入っている駅舎です。現駅舎は1978年竣工とのこと。第2次オイルショックの時期。RC2階建ての駅舎は公共建築を代表するような典型的なつくり。内部はその頃の学校の体育館みたいな感じです。

山口駅 駅前

駅前はこんな感じ。勿論、県庁所在地の駅ですからそれなりに建物はあります。高層の建物もありますし、ロータリーもそこそこ広くあります。ですが、ロータリーに関してはただ広いだけ。勿論バス乗り場もタクシー乗り場もありますが、殆ど車の影はありません。また、アスファルトに乗り場や方向を示すような表示も無く、漠然とアスファルトの広場がある感じ。駅前から伸びる目抜き通りには街路樹換価もありますが、片側1車線の行ってみればローカル道路。かろうじて交差点部分にタバコ屋がありましたが、目立った商業施設などは無く、閑散とした駅前となっております。

ここから県庁まではバスに乗ってまいりました。案外すぐ着いてしまったので頑張れば歩いてもいけそうでしたが、寒いのでやめました。

で、再び山口駅に戻り駅を見て回りました。

山口駅 跨線橋

1,2番線へは跨線橋で渡ります。昔ながらの跨線橋の作り。すべてが開口部ではないのですが、比較的開放的でした。

山口駅 跨線橋から上山口方面を望む

上山口方面を望んだところ。左に大きくカーブしております。こうしてみると山間の駅であることがわかります。山口駅は運行上も起点となっている要衝の駅で、この先はホントにローカル線になってしまい、本数もかなり減少します。但し、特急の運行はありますので、路線的には整備されているはずです。

山口駅 跨線橋から新山口方面を望む

こちらは新山口方面。隣の駅が湯田温泉駅なので、観光地化されている為か幾分開けた感じにはなっております。それでも山間ですが…。市街地というか繁華街的な場所は駅から離れているので、沿線の状況はいたってローカル。それでも高層マンションが立っているのですから、この駅が主要な街の駅であることは間違いないのでしょう。

山口駅 1,2番線ホーム

1,2番線ホーム。新山口方面は途中から木造の軸組になっております。なかなか味わい深い意匠です。

山口駅 ホーム

ホームの全景です。1,2番線はホーム端には屋根がありません。実際この位置は停車位置ではないと思います。昔はそれこそ長い編成の列車がやってきたのかもしれませんが、今はせいぜい長くて4両。SL山口号が運転される時には活躍するのかもしれませんが、日常的にはここまで来るお客さんはいないのでしょう。点字ブロックも屋根のところまでしかありませんし。

2面3線の駅ですが、引き込み線が1線あります。運行上も起点の駅なので、留置線として使用されているものと思われます。

主要駅にしてはこじんまりとして、あまりお客さんもいない山間のローカル駅の感じが強く、駅前も閑散としていたので、ここが県庁所在地の駅という実感が薄い駅でした。恐らく県庁など諸官庁に用事のある人が利用するルートにこの山口駅が無いのであろうとも思われ、殆どの方が車なのかと想像しました。

特急おき

帰りは日に何本かある特急おきに乗って新山口まで戻ります。

 

新山口駅しんやまぐち

ということで、戻ってまいりました。新山口駅です。山口県の主要駅で、山陽本線の主要駅であり、山口線宇部線の起点の駅でもあります。一応現在では平成の大合併山口市となりましたが、それまでは吉敷郡小郡町の駅。しかも駅名は小郡。新幹線の開業時点でもこの駅は小郡でした。乗り入れは新幹線、山陽本線山口線宇部線の4路線。各方面への乗り換え(バスを含む)特に新幹線からの乗り換え駅としては、県内有数の一大ターミナル駅です。駅前の整備状況といい、どちらかというと県庁所在地としての駅の顔はこちらになるのかもしれません。

新山口駅 南口

新幹線側の出入口。新幹線の駅だけあって巨大な工作物の様相をしております。新幹線本線のホームの手前に保線車両用の引き込み線(新幹線)のスロープがあり、駅自体が独特の形状の工作物になっています。また、新幹線駅の駅前広場であれば、もう少しいろいろな機能がありそうなのですが、ロータリーの大半が駐車場になっており、あとはタクシー乗り場。広いのですがシンプル。元々はこちら側にバスターミナルがあったのですが、橋上駅となって北口の再開発と共に移設となった為、こんなに広い駐車場空間ができてしまったようです。

新山口駅 南口駅前

小型のタクシー乗り場の横は広場になっております。何やら亀仙人のような像がありましたが、種田山頭火の像でした。広場を囲うように屋根(庇)があり、なかなか開放的ですっきりとした意匠でした。

新山口駅 南北自由通路

2015年に橋上駅となったため、南北の自由通路ができました。外気にさらされているので、寒暖や風雨の影響は受けますが、広く開放的な通路で気持ちの良い空間でした。

新山口駅 南北自由通路壁面

ボタニカル?壁面緑化もありその下部が広告というあまりお目にかからないようなデザインの壁がありました。意匠は天井の一部に木が使われているほかは基調は白で、清潔感と開放感がある空間でした。

新山口駅 在来線改札口

南北自由通路に面して在来線の改札口があります。吹き上がりの天井がアイコンになっており、トップサイドライトの効果で本降り全体的に明るい空間になっています。自動改札機が4台と有人窓口が一つ。主要駅にしては少ないかな?まぁ、でも乗降委客数を想定して、そんなものかもしれません。それにしても気持ちの良い橋上駅舎です。

新山口駅 北口

北口はこんな感じ。それこそ昔はこちら側に駅舎があって、在来線のメインの改札があった場所。橋上駅となって不要となったそれまでの駅の工作物を撤去し再開発した感じです。恐らく当初は貨物や荷物の取り扱いなども多くあったのでしょうから、そこそこ広いスペースを使っていたのでしょう。再開発と共に結構広いスペースが提供されているように思えます。南北自由通路の北端部分はちょっとした広場的な空間があり、小さい店舗が数店ありました。駅の延長線上にこじんまりと、それでいて心地の良い空間があるのは実にありがたい感じがします。また、下階はバスターミナルとなっており、丁度この広場の下には待合スペース兼案内所切符売り場も併設されております。

新山口駅 北口駅前

で、北口の駅前はこんな感じ。だいぶ再開発されているようで、歩道含めアーバンデザインというかランドスケープデザインされております。若干地味な感じですが、オフィスはホテルの他店舗もあり、都市機能も整っているようです。

新山口駅 新幹線ホーム

時系列としてはおかしいのですが、少し戻って新幹線のホームです。典型的な新幹線の途中駅です。2面2線の通過線2線。ホームドアはまだありません。

新山口駅 新幹線駅名標

で、駅名標JR西日本の典型的なデザイン。お隣の駅は徳山と厚狭。山口県だけで新幹線の駅が5つもあるので、県自体はそれなりに需要のある都市が多い印象です。

新山口駅 新幹線コンコース

昔ながらのデザイン。新幹線の駅って感じ。中間階は無くここが改札階となっております。

新山口駅 在来線コンコース

新幹線から在来線への乗換改札を抜けたところ。在来線は北口側より1番線から8番線まで。朝の早い時間のせいか、人気がありません。

新山口駅 在来線コンコースから東側の眺め

こうしてみるとかなり広い駅構内。中央部分の青い柵より右側が新幹線の保線車両基地で、左側が在来線。で、見えている在来線のホームは一見島式ですが、新幹線側は閉鎖されています。レールはありますが引き込み線扱い。それにしてもやっぱり新幹線の工作物はデカい!威圧感が凄いです。

新山口駅 在来線コンコース改札付近

明るく気持ちの良い改札口。こじんまりとしていますが、抜け感があって息苦しさはありません。

新山口駅 在来線ホーム

ホームは5面8線あります。1番線と8番線が片式で、その他が島式。1~3番線が山口線。4~7番線が山陽本線。8番線が宇部線。ですが、山口線のホームには切り欠きあり、山陽本線宇部線の間には留置線あり、宇部線の外側には引き込み線ありと、結構複雑です。更には新幹線の保線用車両基地まであるので、列車の運行本数の割に構内が広い印象です。で、駅の東側には車両基地(転車台もあります。)などがあるので、ホントにひろーい敷地に駅がある感じです。

ということで、ひととおり新山口駅を見てまいりましたが、ここから帰京となります。で、手段は実は飛行機です。

新山口駅 北口1階

先ほどの南北自由通路の北口のデッキからエスカレーターを降りるとこの部分がバスターミナルとなっております。

ここから宇部空港までリムジンバスが出ているので、これに乗ってまいります。

山口宇部空港 外観

ということで、バスはちっとも来なかったのですが、乗ってしまえば30分程度で着きます。やっぱりリムジンバスは楽です。乗客は半分も乗ってない感じでした。やっぱり昼便はそもそも利用客が少ないこともあるので、バスも空いているのかもしれません。

山口宇部空港 内部

何度か利用しているのですが、あまり記憶がないのがこの空港。そー言えばこんな感じだったかも。地方空港としては標準的な大きさのターミナルビルで、お土産屋さんの他飲食店も何店舗かあるので、昼飯難民にはなりません。

山口宇部空港 制限エリア内

気持ちの良い天井高の待合スペース。窓までの距離も丁度良い感じ。宇部空港自体海(瀬戸内海)に面しているので窓の外の景色も開放的で良きデス。

山口宇部空港 搭乗

ということで、今回はここまで。お疲れ様でした~。

次回はどこになりますやら。

ではまた。