駅旅、今回から数回は久しぶりの北海道シリーズです。富良野線の旭川側を巡ってまいります。出張ついでの合間を縫っての訪問です。何せ合間の時間を使って訪問するとなると、時刻表とにらめっこしながらだと、なかなか巡り切れないということもあり、仕事で借りているレンタカーを駆使しながら訪問しました。ということで、スタートです。

2025年5月6日。連休最後の火曜日、こどもの日の振り替え休日にまずは羽田空港から女満別へ飛びます。羽田空港の第2ターミナルは今年の3月から搭乗口が増設され運用が開始されました。新エリアからの搭乗は今日が初めてなので楽しみです。

長~い連絡通路を抜けて新エリアに到着。広い!明るい!天井高い!元からあるエリアの搭乗口前の待合スペースは、吹抜けてもいないし、外側にもう1層到着導線がガラス越しにあるため、外光(外の景色)から距離があります。その為やっぱりなんか暗い印象ですが、ここは直接外部に接して2層吹き抜けの開口部があるのでめっちゃ明るい!関空より明るい感じ。まぁ、この日は雨降ってましたので、若干暗めではありますが…。到着の導線が写真左端の3階部分になるので、到着の導線としては一度上に上がるようになってます。で、3階の床がある部分はもちろん吹き抜けてはいないのですが、この部分は出発便の搭乗口への移動導線になっています。国際線のターミナルっぽい。

天井高いし明るいし、ごちゃごちゃしていないので、実に気持ちが良いゲートです。天井高さの違い、吹き抜け部分とそうではない部分で、待合と移動導線が空間としても分かれているので、変に滞留して動きが取れないようなこともないように思えます。青い絨毯が総会で気持ちが良い!

本日女満別へはエアドゥの機材B737です。ANAとの共同運航便。羽田は雨なので、PBBが増えてありがたい。今までだとこのような地方路線の場合バス搭乗のケースが多いので、悪天候の時はホント助かります。ということで搭乗します。

1時間半ぐらいのフライト、女満別空港到着です。雲は結構ありましたがこちらは晴れておりました。

何度か来ております女満別空港。北海道の地方空港の中ではそこそこ大きい空港です。クリーム色の外壁に「MEMANBETSU」の赤い文字が結構かっこ良い。
さて、富良野線の回なのですが、何で女満別?と思うかもしれません。が、この日は仕事なのです。ここ女満別空港で車を借り、あっちこっち行き約200~300kmぐらい走った後に、旭川まで行く行程。
まぁ、ねぇ~、そりゃ疲れますよ。


で、お疲れ様でした~。網焼き塩ホルモン美味しかったです。明日こそ駅巡りま~す。
【神楽岡駅】かぐらおか
2025年5月7日。連休が明けました。JR富良野線の駅を巡る旅、最初は起点の駅である旭川のお隣の駅神楽岡です。所在地は旭川市神楽4条14丁目。旭川市街地にある駅。近所の方などは普通に通勤通学に使っているような駅で、ローカル感はあるものの、需要はそこそこありそうな駅です。開業は1957年。富良野線の旅客列車の運用に気動車が導入されたことにより開設された駅。乗降客数は70人/日強。そこそこの利用者がおります。

1面1線のホームに待合小屋があるだけのシンプルな駅。旭川方面から南南西方向に伸びてくる路線が南南東方向に進路を変えるカーブの出口付近に設置された駅です。勿論無人駅です。

駅名標はこんな感じ。自立型です。屋根や壁が無いので。比較的新しい駅名標のようにも見えます。錆や塗装の剥がれも無く綺麗な状態でした。因みにホームの構造は鉄骨軸組の上にコンクリート平板を乗っけているタイプ。白線もありました。

ホームへのアクセスはアスファルト舗装されたスロープです。手摺や柵の状態も良好でこの辺も比較的新しいものに思えます。全く朽ちた感じがしないので。

待合小屋は若干年季の入った感じがあります。プレハブ小屋かな?破風は木っぽいけど。不思議だったのはサッシの窓ガラスがなぜか黄色い。

で、まさにその通り、待合小屋の中が真っ黄色。雰囲気むかーしの喫茶店というかスナックというか、街道沿いのドライブインの感じ。ツッパリがタバコふかしてインベーダーゲームやっているあの感じ。昭和だな~。そんな哀愁漂う待合小屋でした。

駅周辺はこんな感じ。駅の出入口は片側1車線の広めの道路に接しており、右方向の踏切の先は国道237号線。この237号線は旭川と富良野を結ぶ主要幹線。ここから暫く富良野線と並行して走ります。国道沿いは企業の建物などが多いのですが、踏切より手前側のこちらサイドは住宅街となっております。また、駅に隣接して旭川市の地区センターがあります。

駅の向かい側、国道との間には空地があります。ここから先西神楽駅までの間、この国道と並走するのですが、一定巾の空地が続きます。理由は良くわからないのですが、雪捨て場用なのかなとも。特にここに関しては国道との距離が離れる箇所でもあるので特に広い敷地が存在します。

ホームの裏側も実は空地があります。桜が植わっている先の出入り口脇は主に駐車スペースとなっており砂利敷きですが、桜の木付近は草むら、もうちょっと手前は畑のような感じでした。まあ、単なる空地ではないという事だけはわかりました。ホーム向かいの線路脇には菜の花が咲いておりましたが、これは自生なのか管理しているのかわかりません。
そんなわけで、まず一つ目、神楽岡駅でした。次に向かいます。
【緑が丘駅】みどりがおか
次の駅に来ました。緑が丘駅。同名の駅は東京と兵庫にあります。東京は東急大井町線、兵庫は神戸電鉄栗生線。ここの駅の所在地は旭川市神楽岡13条9丁目。旭川市街です。開業は結構新しく1996年。地元住民による請願駅です。つまり、ここも思いっきり旭川のベッドタウンの住宅街で、通勤通学等の利用者が多いという事。1日の利用者平均が100人を超えており、需要は多い駅です。

当たり前のように無人駅で、ここだけ切り取ったら存続が危ぶまれるようなローカル駅に見えますが、周辺は神楽岡駅同様、幹線道路沿いには企業の建物や店舗があり、駅側は住宅街があります。駅からちょこっと離れていて、樹木等にさえぎられているので一見わかりづらいのですが、駅の裏手は全部住宅地です。

駅の裏手は緑地になっており、綺麗に整備されているようにも思えます。ホームの構造は鉄骨の軸組にコンクリート平板を乗っけているタイプ。全体的に黒っぽい塗装でしまった感じの意匠になってます。カッコ良い。さすがに1996年開業だけあって綺麗です。

ログハウス風の待合小屋。こじんまりと可愛いい待合小屋です。

ホームへの出入口はこんな感じ。鉄骨階段(段板はPC板)です。国道の向こう側の山々には残雪があります。5月ですけど。

1面1線のシンプルなホーム。点字ブロックもあります。ホーム幅は結構狭く、点字ブロックの内外で幅が一緒という状態。また駅に隣接する緑地部分が整備されている為か、公園の中の駅といった感じで、雰囲気の良い駅でした。

丁度桜の時期だったこともあり、華やかな背景となりました。神楽岡駅と同様自立型の駅名標です。ホーム上に建つのではなく地面から立ってます。
ということで、緑が丘駅でした。シンプルですがカッコ良い駅でした。次に参ります。
【西御料駅】にしごりょう
このあたりまで来ると、だいぶ空が開けてまいります。それでもまだまだ旭川の市街地。所在地は旭川市西御料4条3丁目。開業は神楽岡駅と同じ1957年。富良野線の旅客列車の運用に気動車が導入されたことにより開設された駅。乗降客数は200人/日弱。北海道のローカル線ではかなり多い方。

相変わらず、駅周辺というか線路周辺には緑地があります。ホームは1面1線のシンプルな形式。鉄骨軸組の上にコンクリート平板を載せたタイプ。

駅周辺はこんな感じ。空が広い。国道沿いからの景色はこんな感じです。国道沿いには企業の建物や店舗が若干間をあけて複数存在します。また駅側の裏手は住宅街となっており、車の往来が多い環境です。丁度このあたりまでが旭川の市街地で、連続して続いている住宅街の南端にあたります。ここから先は市街地は一旦切れ、駅周辺だけ集落がある北海道の鉄道沿線の典型的な風景になってゆきます。因みに国道もここまでは片側2車線で、ここから先は1車線になります。

シンプルなプレハブ小屋の待合。駅ができた時期は神楽岡駅と同じ時期だと思いますが、待合小屋に限ってはこちらの方が新しいようです。元々国道側にホームと待合小屋があったようですが、1999年に道路拡張の為、今の位置に変更になったようです。

確かに神楽岡駅より新しい感じはします。ガラスも透明だし。それでも20年以上経っているので、そこそこくたびれてきております。小屋内はこじんまりとしていますがサッシが四方にあるおかげで明るい雰囲気で、長手の壁には木のベンチが置かれておりました。

駅の出入口はこんな感じ。鉄骨の階段でホームに上がる感じです。階段の先に小屋があります。駅名表記は見当たりませんでした。駅裏手は一応舗装された道路のような感じになっていましたが、多分この先は行き止まりだと思います。また、自転車が放置されていましたが、多分通学でこの駅を使っている学生さんのものと思われます。つまり需要はあるということですね~。

神楽岡駅と同じ開業ですが、ホームに関しては途中で移設されているので、比較的新しいものになっております。ちゃんと点字ブロックもあります。ホーム幅は正直狭いです。点字ブロックの内側と外側が同じ幅。というか、点字ブロックの外側がむしろ広いかもしれません。それにしても小屋の外壁の色が気になります。どうしてこの色にしちゃったのか…。

前述の駅と同じ自立型。こちらはホームの鉄骨に支持しています。
待合小屋のデザインは???でしたが、緑が丘同様シンプルでカッコの良い駅でした。
ということで、富良野線の旭川市街地の駅を巡ってまいりましたが、一定の需要がありそうな雰囲気の駅ばかりで、北海道のローカル無人駅といっても都市部周辺に関しては少しばかり様子が違うことを感じました。
今回はここまで。
次回はこの続きとなります。
ではまた。