kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【勝手に都道府県庁スタンプラリーその39】岡山県庁(33)

今回は岡山県庁です。訪問日は2024年12月18日。早いもので師走です。そんな先生も走る時期に隙間を縫っての訪問です。スタンプラリーとしては2024年の最終となります。

サンライズ瀬戸

毎度のごとく、前日の仕事終わりに東京を出発。今回はシングルです。割と予約が遅くなってしまったのですが、何とか取れました。雑魚寝はやっぱ厳しいので助かりました。乗車がいつもより遅くなってしまったこともあり、サンライズは既に9番線に入線済みでした。従ってシャワーカードを買うことができずじまい。

今年は結構サンライズで一晩過ごすことが多く、乗車中の過ごし方はこなれてきました。前回も岡山下車であったので、なんとなく早めに寝る感覚はわかってきたような気がします。夜の東海道本線の記憶は熱海までしかありません。で、今回も岡山手前でちゃんと起きることができました。

6時半。岡山駅到着。寒い!

岡山なのにと思いましたが、やっぱり冬です。寒い!一気に目が覚めます。

で、昨日風呂に入っていないこともあり、県庁の開庁までは時間があるので、一旦駅前の温浴施設に行くことにしました。

お邪魔したのはホテルアベストさんです。ここはホテルなのですが、日帰り入浴可能な大浴場もあるということで、早速入湯。朝7時前だったのですが、結構な人で大浴場は混雑しておりました。それでも洗い場含め結構広かったので気持ち良く入ることができました。ただ、ちょっとのぼせてしまったのか、鼻血が出てしまい、若干脱衣所で苦戦をしました(笑)。で、さっぱりして出てきたところで時間は7時半を過ぎておりました。

岡山駅東口から延びる市電も走る目抜き通りに出ると、目の前にバス停がありました。行き先をちゃんと調べなかったこともいけなかったのですが、取り敢えず天満屋と表示されているバスに乗ってしまいました。方向は間違っていなかったのですが、行き先は天満屋バスセンター。つまり天満屋が終点。

岡山県庁までは1kmも無いので歩くことにしました。ただ初見でこの天満屋バスセンターはちょっと大変で、降りた場所からどうしても県庁通りに渡ることができない。まさかのバス乗り場が島になっており、地下通路を通って天満屋側に渡るというもの。ほぼ駅の形式。更にこれが朝のまだ開店もしていないデパートに続く地下通路なので、出口が良くわからない。う~ん。感を働かせ無事地上へ。そこから天満屋脇の県庁通りをてくてくと歩くこと10分。

岡山県庁 名板と本庁舎

県庁通りを歩いている最中も何本か県庁前の停留所を通るバスに抜かれながら、ようやく到着。まじ寒い。息が白い。せっかく温まったのに…。時間はまだ8時15分。つまりまだ開庁しておりません。

岡山県庁 本庁舎前広場の回廊

本庁舎前の広場。丁度エントランスのあるピロティ部分の前。見事なまでの空中回廊。ホント、機能上何のための構造物か未だにさっぱりわからないのですが、この空中回廊がアイコンになっています。

言い忘れましたが、モビです。完全なモビです。しかも、モダニズムの継承者(弟子)の作品でございます。設計は前川國男。バリバリのモダン建築です。何ならコルビュジェまんまです。

竣工は1957年。SRC地上9階地下1階。

岡山県庁 広場からピロティを望む

モダニズムのアイテムが満載。そりゃそーか。まんまですからね~。で、この手の高度成長期に建てられた公共建築物は何等かの耐震補強工事をしているのですが、ここは免振ではなく制振を採用したようです。それでもこのメインのピロティ部分にはその存在を確認できませんでした。左側の1階建物内開口部分の軸組部分に若干制振ブレースが見えますが、このメインの空間委は登場してきません。確かにこんなところにあったら台無しですものね~。

岡山県庁 ピロティその1

ピロティに空中回廊。そしてこのピロティのメイン部分から地下へ下る階段もあります。シークエンスとして実に空間を楽しく移動できる演出が満載といったところですが、機能的に合理性があるかというと、???。

岡山県庁 ピロティの階段

地下へ階段部分の手摺もおも~いコンクリートの欄干のようなデザイン。でも床面がスカッと空いているところがモダン。というか和モダン。耐震補強工事の際にだいぶお色直しをしたのか、躯体のコンクリートや床壁の仕上げはかなり綺麗な状態でした。

岡山県庁 議会棟

ピロティの先、中庭を挟んで議会棟があります。これも同時期に建設されたもの。つまりモビ。というかもろコルビュジェ。配置計画からテクスチャーまでホント教科書通りの近代建築です。

岡山県庁 中庭からピロティを望む

前庭から続く空中回廊は3階部分。つまりピロティは3層吹き抜け。エントランス部分(内部)は2層吹き抜け。

丁度開庁時間ということもあって、建物内部にはそこそこ人がおりましたので、撮影は控えました。ということで、目的のスタンプ。

岡山県庁 スタンプ

ハイ。完了。本庁舎1階のエントランス入ってすぐ、県民室?というかコーナーに来庁記念のスタンプがあります。やっぱり庁舎のデザインでした。登録有形文化財なのでね。

で、せっかくなので庁舎をぐるっと回って外観を見てまいりました。

岡山県庁 南東方向から本庁舎を望む

モダンです。こっちにありましたスロープ。屋上には上がってはいませんが、屋上庭園になっているのかな?どうかわかりませんが、カーテンウォールの外壁、つまり連窓といい、モダンアイテムが満載です。

岡山県庁 北東方向から本庁舎を望む

岡山状の2の丸跡に建てられたモダンの箱。もはや東京都庁もモダンではなくなってしまったことを考えると、モダン要素の濃い庁舎が減ってきていることは間違いないので、貴重な建物と言えるでしょうねぇ~。

帰りは市電に乗って帰ろうかと思いますので、県庁通りの電停まで歩きます。

岡山駅 倉敷うどん

年末なので、さっさと帰ります。そこそこ忙しかったりしますので。で、未だ10時なので飲食店舗も開店前という感じでしたので、新幹線上りホームにてそれっぽいものを食べて帰りました。某ユーチューバーさんおすすめの倉敷うどん。ここのぶっかけうどんが一押しだそうで、確かにしっかりとした本格的なうどんで、美味しかったです。

ということで、今回はここまで。次回はどこになりますでしょうか?

ではまた。