北海道の出張から東京に戻ってからの今度は長崎です。羽田で飛行機を乗り継ぎそのまま長崎へ。羽田には15時過ぎに到着。JALでしたので第1ターミナル。で、長崎まではANAなので第2ターミナルへ移動。この間の移動はそれほど大変ではないのでのんびりと移動。長崎行きは19時25分発なので十分時間はあります。取り敢えずラウンジで仕事をやっつけて出発までの時間を過ごします。丁度この時羽田の南ラウンジではご飯(おにぎり)のサービスを試験的に行っていたので、いつもは北のラウンジの利用が多いのですが、今回は南ラウンジに参りました。なんだかんだPCと睨めっこしているとあっという間に時間が経ってしまいます。ANA669便は定刻通りということだったので30分前にはラウンジを出ることにしました。搭乗ゲートは北の方だったので、南ラウンジからは結構遠い…。結局搭乗開始時刻ぎりぎり。ということで搭乗します。

機材はボーイング767ー300。ちょこっと古い機材ですが、中型機なので気分的には楽勝。更に非常口座席なので足元ひろびーろ。ついでに言うとCAさんも前向いて座ってくれる席だったので、離着陸時の気まずい感じもありません。あたり席でした!まぁ、ギャレイとトイレが近いので、人の往来は多いところ。でも全然気になりません。
ということで、2時間弱のフライトで長崎空港に着陸。時刻は21時半。初めての長崎空港だったのですが、あまりウロチョロしている暇は無く、そそくさと長崎市内方面のバス乗り場へ向かいます。長崎空港は大村湾に浮かぶ島にある空港なので、長崎市内までは結構距離があり、途中高速道路を使っても45分ぐらいはかかります。もうすでにどっぷりと夜なので、景色を楽しむという感じはゼロ。とにかく早くついてほしいという感じでした。
途中若干寝落ちしておりましたが、トンネルを抜け市街地に入ったあたりからちょこちょこと停留所に停まってゆきます。空港を出発した時点では乗車率も結構高かったのですが、ホテルのある長崎駅前に到着するころには半分以下になっておりました。
ようやく到着。時間は22時30分。今日はとにかく寝ます。
明けて2025年5月8日。快晴。本日は午前中の内に色々と片付けてしまいます。という事で、朝一から始動します。
【長崎駅前電停】ながさきえきまえ
鹿児島編に続いていきなり電停です。しかも長崎駅前。だったら長崎駅が最初ではと思われますが、駅は最後にじっくり見ますので、取り敢えず市電を使って少しだけ市内を回ってみることにしていたので、まずは長崎駅前電停からのスタートとなります。

併用軌道の区間にある電停。相対式のホームは複数の車両が停車できるようになっており、そこそこ長さがあります。ホームの両端は其々歩道橋に連絡していて利用者は歩道橋から乗り場へとアクセスする形式となっています。実際道路の交通量もかなりあるので、歩道橋は正解かもしれません。因みに左側の空き地は交通広場(ペデストリアンデッキ)があった場所。道路面には路線バスのバス停があったようです。

電停の南側で本線と桜町支線が分岐しています。ここら辺の景色は長崎駅のリニューアルの影響はなさそうです。歩道橋はこの交差点をぐるりとコの字型に囲むように配置されています。さすがにここで横断歩道などは考えられませんからね~。

構内に分岐機があります。運行上転換することがあるのでしょうか?本線の大波止方面から来た車両が桜町支線にこの駅から入る運行ってあるのかな?転線の必要があるとしたらそんな感じですが、実際の運行方法はわかりません。

ぅ~ん。初見では結構つらい。大浦天主堂に行きたいのですが~。時間もあまりない中で焦って乗ったのが蛍茶屋行。いきなり間違ってます。つまり電車は桜町支線へ入ってゆきます。初手でミス。この先で乗換可能だと気付いてまずは市役所前まで行くことに。それでもこの間にはトンネル(トンネルのような)部分があって、これも貴重な体験でした。市電でトンネル。しかも併用軌道。
【市役所前電停】しやくしょまえ

そんなわけで、市役所前電停に到着。乗ってきたのは3系統の蛍茶屋行なので、ここで新地中華街方面に乗り換えます。路線は蛍茶屋支線で、乗るのは大浦支線直通の5系統石橋行。桜町支線は長崎駅前から市役所前までの短い区間。正面の道路を走ってゆく蛍茶屋支線とはこの交差点を左折し合流します。つまり左手方面が蛍茶屋方面で、右手が新地中華街方面。大浦天主堂は新地中華街方面、つまり右手へ向かわなくてはなりません。因みに交差点の先に見えているのは長崎市民会館。市役所ではありません。それっぽいのですが。

桜町視線の停留場。片側1車線の道路にある電停。相対式のホームでホームへのアクセスは横断歩道からとなります。さすがに市役所がある場所だけあって、周囲は高層の建物が建ち並ぶ都市部のオフィス街の様相。長崎は平場が少ないので、建物は結構密集して建っている感じです。

こちらは同じように支線ではありますが、片側2車線の広い道路内の併用軌道となっております。停留場の路盤は石で舗装されており、なかなか味わい深い意匠となっております。さて、ここから石橋行5系統に乗るのですが、蛍茶屋支線はこの先の西浜町まで。西浜町から新地中華街までは本線、新地中華街から先は大浦支線となります。路線を跨いでの運行です。
【大浦天主堂電停】おおうらてんしゅどう
5系統に乗って終点の石橋手前の大浦天主堂にて下車。途中市民病院前から大浦海岸通までは海岸付近の開けた場所を進み、大浦海岸通からは単線となって山手に上ってゆきます。単線となって左に折れ、幅の狭い道路の脇をちょこっと進んだ先に大浦天主堂の停留場があります。

単線の路線。行き先別にホームがあり斜配置。左のホームが石橋方面で、右側が新地中華街方面。終点の石橋はこの先。道路の端を道路と並行に登ってゆく感じです。

駅の裏側は水路。というか若干水路に覆いかぶさっているようにも見えます。街中に溶け込んでいる風景とも言えます。

片側1車線の道路の脇にある停留所。石橋方面のホームはかなり狭く、フツーに考えて歩道としても狭いぐらいの巾しかありません。ある意味この部分だけは車道も狭くなってます。
この後は徒歩での移動となりました。一応大浦天主堂にも行きましたが、未だ開いていなかったので、正面だけ見て帰ってきました。そこからは街ブラ。海沿いを散策した後に長崎駅へと戻ってまいりました。
【長崎駅】ながさき
長崎の玄関となる駅。主要中の主要駅で、JR九州の大ターミナル駅。路線は西九州新幹線、長崎本線の2路線。運行上は大村線の乗り入れもあります。開業1897年。今の浦上駅にて開業しましたが、市内中心部への乗り入れが進められ1905年に今の位置になったそうです。現駅舎は5代目。西九州新幹線の開業に合わせるように高架駅となりました。新幹線の駅としては日本最西端。2020年に新駅舎として開業したので、まだ5歳。新品です。

長崎駅西口。伝統的なブリックタイルの列柱の上にメカニカルな鉄とガラスの工作物が載っている感じの駅。高架駅となって初めてこちら側に出入口が設けられ、その姿がこんな感じ。イギリスのどこか地方都市の駅みたいな雰囲気を持っております。妻側に関しては終端の駅なので当然ここで終わりなのですが、意匠的にはまだ続きを期待させるようなデザインとなっています。

西口の出入口がこちら。ブリックタイルに木の庇。重厚感を保ちつつ開放的なデザインとしています。庇と支えるY字の柱も象徴的です。高架駅なので駅舎という概念はあまりなく、高架下に駅の機能が入っているといった見方が妥当なのかと思います。



中に入るとそのまま東口へ通づる通路となっていいます。で、ここが駅のコンコースとなっており、券売機や窓口、改札口などが面して設置されています。コンコース内は結構人の往来が多かったこともありなかなか撮影が難しかったので、写真は前日の夜のものです。通路は比較的シンプルなデザインでしたが、テクスチャー、色合いや照明などで温かみのある空間になっていました。

入場券を購入し改札内に入りました。まずは新幹線から。さすがにここは空いておりました。柱型がブリックタイルであることはもはや共通事項。その他名はいるものはすべてモノトーンなので、より強調されて見えます。照明も暖色系なので空間としては温かみのある感じとなっています。天井高も結構あるので、モノトーンの色合いだけでは若干寒々しくなりがちですが、タイルと照明によりこの辺を解消しているようにも見えました。新幹線のホームは2面2線。11番線から14番線。

屋根がテント地のヴォールト型で偉く高い為、屋根はあるものの天井吊り下げが現実的ではないことから、駅名標は自立型。駅名標の下側にはお知らせボードがあり、時刻表なども掲載されておりました。

ヴォールト屋根といっても非対称。14番線方向から11番線方向へ覆いかぶさるように鉄骨の曲線の梁がかけられております。丁度大波が被ってきているチューブ(波のトンネル)の雰囲気。11番線側は線路外側の外壁側の柱型伸びているのですが、柱途中から方杖のように伸びてきている鉄骨の主張が強いので、余計に波の印象が強いのかもしれません。一方逆側11,12番線側はホーム中央にある柱によって支持されています。但しこちら側は白く塗装され且つ長手方向にトラス梁の形状のようになっている為、この短手の大梁とは別物に見えるように工夫されています。また、階段などの鉛直方向の移動導線付近では他の部分より少し持ち上げられており、空間的にも序列をつけています。何より有機的に見えます。また、ホームの主要な部分についてはシースルーのホームドアが設置されておりました。ここもフレームは白。ホーム幅の中央に設置されている照明柱などの構造物と同じようにしており、明るい雰囲気を演出しています。

新幹線の最西端。ホームの先端部分からは長崎のウォーターフロントが望めます。ここだけ見たらなんか海辺の施設のようですが、駅です。

ホーム端部はかなり低くなっており、線路の高さぐらいには降りてくることができます。この先は立入禁止なので一般の方は入ることができません。ただなかなか新幹線の線路付近にいるということは他ではあまりできないと思いますので、貴重な場所であると思います。ちゃんと車止めも見ることができます。

在来線側に来ました。デザインは新幹線と同じ。新幹線側と比べ若干人の往来は多い印象でした。


在来線のホームです。2面5線の島式(一部切り欠き)。長崎本線の終点で運行上は大村線も乗り入れております。列車の車種や編成の種類が多いこともあって、ホームドアはありません。屋根の形状は新幹線ホームの屋根形状から続く波のモチーフ。天井高が高いので気持ちが良い!

駅名標は新幹線と同じデザイン。自立型で時刻表もあります。駅名標内にあるアイコンは長崎くんちの龍踊りのイラストかな?たぶん。

新幹線ホームは一段高い位置にあります。東京駅と同じような感じかな?そのぐらいの段差です。

大都市の主要駅の雰囲気を感じさせる高架線。高架上には留置線も何本かあり、ホームから先の構内も結構広い感じでした。で、肝心なのはこれだけの大都市主要駅の様相を呈している長崎駅ですが、実は在来線は気動車しかやってきません。ばっちり架線と架線柱があるのですが、新幹線開業とともに在来線は非電化となってしまったことが理由です。新幹線の開業とともに在来線の需要が減るといったことが理由で、電化設備は維持費がかかるという判断から非電化としたらしいのですが、鉄道インフラとしては明らかに退化です。昨今は車両のハイブリッド化も進んでいるので、電車である必要もないとは思いますが、わざわざ非電化にするというのはやっぱり納得がゆかない部分でもあります。いずれは3セクになって廃線になるのかもしれないことを予感させます。

4番線は切り欠きホームとなっています。

ということで、構内を堪能した後東口に来ました。かなり広大なロータリーがあり、駅前のペイブ部分もかなり広く取られております。元々はここに複数のレールがあり、頭端式のホームがあったところ。つまり地上駅があったところです。一部はまだ工事中でしたが、かなりサッパリと綺麗な駅前の雰囲気となってきております。

手前側の大きく開いた部分は元々駅だったところかな?その奥に広がる街並みは以前とあまり変わらないと思われる長崎の景色です。
とまあそんな色々とある長崎駅ですが、これにて訪問完了といたします。新しい駅でしたが、色々と訳ありの部分を含んでいて不思議と郷愁を感じる駅でした。まだ数年しか経っていないのでしょうけどね~。
ということで、帰京いたします。

と、その前にお昼は食べます。せっかく長崎に来たんだから、何かそれっぽいものを食べていこうと思い、アミュプラザに入っているブルズキッチンでレモンステーキを頂きました。なんかね、焼肉というか鉄板焼きって感じでした。勿論美味しかったので大満足でした。時間があったらもっといろいろ行きたいところはたくさんありましたが、それでも少しは長崎を堪能できたかなと思います。

ということで、長崎空港まで戻ってまいりました。鐘楼が若干ファンタジーな外観。ハウステンボスも近いからね~。停まっているタクシーがだいぶ昭和な感じです。

2階の保安検査場前、飲食店などの店舗がある部分。なんとも不思議な吹き上がりの天井。なんとなく暗い。外が良い天気だから余計にそう思えるのかもしれませんが…。

保安検査を受けて制限エリア内に。さっき食べたばっかですが、搭乗まで多少時間があったので、スナックコーナーで注文。この軽食カウンターの前がなんとなくラウンジ風の待合スペースになっていたので、こちらで頂くことにしました。平日の真昼間なので、制限エリア内の待合スペースもスッカスカ。やっぱり空いているって正義です。

搭乗し出発。こうしてみると結構大きい空港だったことがわかります。地方空港としてはね。レンガ色の外観と連続アーチのデザインがやっぱりファンタジーな感じです。
機内は空いておりました。またも767ー300。隣も空席だったので楽勝でした~。

2時間弱で到着。羽田混雑で多少時間はかかりましたが、無事到着。お疲れ様でした~。
そんなわけで今回はここまで。次はどこかな?
ではまた。