kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【勝手に都道府県庁スタンプラリーその46】熊本県庁(43)

かなりエンディングに近くなってまいりました。勝手に都道府県庁スタンプラリーも今回で46回目。実際に初めて行く都道府県は今回が最後です。今回は熊本県。これで九州コンプリートになります。これまであまり九州には縁が無かったので、前回の宮崎もちょっと前の長崎も実はスタンプラリーで来たのが初めて。いずれもメジャーな県ではあるのですが、これまでなかなか縁が無かったので、良い経験になりました。

ANA647便 B767

2025年6月10日。毎度おなじみのスタートですが、今回は前回と違って東京での仕事の後(ちょっと早めですが)に羽田から乗ってます。熊本への最終便ではないのですが、機材が中型機ということもあって満席にはなってませんでした。熊本までは1時間50分ぐらい。非常口座席を取ることができましたので、普通席でしたが楽出来ました~。ここの座席ですが、CAさんも前向いて座っているので気まずくも無いし、なかなか良いかもしれません。

熊本空港 到着

ちょこっと遅れて20時ちょい前に熊本空港到着。初の熊本。で、初めての熊本空港ですが、2023年に竣工したターミナルビルで、めちゃくちゃ綺麗!ホントは色々と探索したかったのですが、時間も遅いので見学するのは帰る時にいたします。ということで外に出てきました。雨です。う~ん。空港連絡バスは交通系ICカードが使えないと聞いていたので、チケットを券売機で購入。それでもちょっと空港内を見ていたので、若干出遅れた感じはありました。で、バス停に既に止まっている車内を見てみると結構混んでいるではありませんか!まず窓側なんて無理だろうなぁ~と思い、次のバスにしようと思ったのですが、どうも次来る気配が無い。アレ?例えば、羽田みたいに定員制だとか他に公共交通機関があるのならわかるのですが、ここってバスぐらいしかないでしょ~。飛行機の便数だってそこそこあるのだから増便してほしいなぁ~、と思いながらバス会社の職員さんに促されるように今この停まっているバスに乗ることに…。イヤ~満席!というか補助椅子じゃねーか!待て待て、市内まで50分ぐらいかかるってーのに、どーなってんだ!バス代1000円払って乗ったリムジンバスがコレ?荷物も足元だし、横は目いっぱい人乗ってるし、身動き取れないし、補助椅子だから低いし、人の頭しか見えないというのが人生初の熊本。南アジアの洗礼を受けた気がします。(行ったことないけど)

熊本駅前 到着

何とか耐えました。着きました。なんかもうさっさとタスク終わらせて帰りたい気分。とは言えまだ夕飯を食べていなかったので、駅の開いているお店でそれらしいもの買って部屋飲みとします。

ホテル ブラッサム熊本 

JR系のホテルに今夜は1泊します。少し贅沢な感じのホテルでしたが、建物も部屋も広くて綺麗で、ホテルの設備も充実している割にそこまで宿泊費が高くなく、気持ちよく過ごすことができました。だいぶ救われた気分。

鶏皮串と肉巻き

ということで部屋飲みです。九州らしい2品ということで、お疲れ様でした~。

ホテル フロント階のテラス

2025年6月11日。小雨。天候は残念でしたが、ホテルはすごくよかった~。素泊まりでしたが、気持ちよく過ごせました。

熊本市役所

で、県庁訪問前にまずは軽く市内観光。ということでやってきたのは熊本市役所。ん?実は、熊本市役所は熊本城の向かいにあり、ここの展望ロビーから城内を眺めることができるという事らしいので、名城熊本城を見学いたします。

熊本城

ハイ!熊本城。まだ、石垣の補修工事は続けられているようですが、天守閣はばっちりこの通り。観光完了。

新水前寺駅

一旦、熊本駅まで戻り、ホテルをチェックアウトしてから今度はJR豊肥本線に乗って新水前寺までやってきました。ここから県庁まではバス。市電もあるのですが、県庁の目の前までは行っていないので、ここはバスを使います。

県庁前バス停

で、着きました。ここは県庁前の前庭というか、アプローチというか、ひろーい大学キャンパスの正門前みたいなところにあります。降りて正面の並木道(歩道)をまっすぐ進むと本館の玄関になってます。

熊本県庁 本館アプローチ

まさにバス停から県庁舎本館までのアプローチがこんな感じ。車両進入禁止でございます。木の奥に見えるのが県庁舎本館。

海賊

アプローチを進んでゆくとなにやらブロンズ像が…。熊本の行政に携わった偉人の像かと思いきや、海賊でした。観光客(インバウンド含む)の皆様が結構いらっしゃって、写真を撮っておられました。

熊本県庁 本館エントランス

玄関にようやく到着。アプローチが盛大なのとは対照的にエントランスは意外とこじんまりしておりました。一見わかりづらい。小雨とは言えここのアプローチを歩いてくるとそこそこ濡れてしまっていたので、早速中に入ります。

熊本県庁 エントランスホール

取り敢えずホッとしました。建物は1967年竣工のモビ。SRC造地上13階地下2階。もう半世紀以上前のもの。ですが2002年に耐震工事やらそれに伴うお色直しをしているので、内装は新し目で綺麗。壁や天井にはクラシックの要素も入れてますね~。

ということで、早速スタンプに参りましょう!

熊本県庁 スタンプ

まぁ、ね~。そーでしょうよ。くまモンですよ。県を代表するようなキャラクターではNo.1の知名度ですからね~。それにしても埼玉県以来合計6つ。くまモン以外は県庁舎なんだけど、なんか札束に見える。

熊本県庁 スタンプ設置台

スタンプの設置してある場所はこんな感じ。エントランスにあります。

 

くまモン

ということでくまモンです。15周年だそうで、めでたい。

熊本県庁 館内案内板

タスク達成したので、少し県庁内を見てみようかと思ったのですが、特に展望的な要素のある場所がなさそうだったので、ここのエントランス周りだけ見学することにします。

熊本県庁 廊下

廊下はこんな感じ。なんか病院みたい。

熊本県庁 EVホール

EVホールはこんな感じ。なんというか、特に無いです。

熊本県庁 階段

2階へ上がる階段だけ何故かこのような不思議なデザインでした。階段自体はいたって簡易的というか仮設的な印象ですが、手摺と手摺受け柱が何とも不思議な形状とテクスチャー。全くのミスマッチがたまりません。

熊本県庁 本館外部前庭部分

内部であまり見るところが無かったので、外に出てきました。本館の南側の前庭となっているところが何やら怪しい雰囲気を醸し出しております。遺跡発掘?といった感じの掘り込みがあります。しかもかなり朽ちてます。勿論人影もありません。本館地下のライトコート的な役割だとは思うのですが、外部地下空間は廃墟です。もうたまりません!上物がいたって典型的なお役所のビルヂング(病院にしか見えない)なのに対してこれですよ!地下外壁の仕上げも石積み模様だし、階段はマヤ文明だし。違和感バリバリです。熊本県庁で一番見ごたえのある場所かもしれません!

熊本県庁 本館全貌

○○記念病院。よく地方にあるやつ。そんな感じ。但しプロポーションは良いし、周囲のランドスケープも良いので、結果カッコ良い建物でした。

熊本県庁 案内板

最後にバス停に戻る途中に案内板を発見。来るときは雨だったので気が付きませんでしたが、アプローチ入ったすぐに配置図がありました。本館だけではなくて、他にも実は見どころがあったのかもしれません。新館裏の屋上庭園も気になります。

熊本空港 外観

そんなわけで、県庁訪問完了し、県庁前のバス停よりリムジンバスで空港まで戻ってまいりました。さすがに今度はフツーに窓側の席に座れました。県庁をお昼の12時半頃に出て、30分程度。時刻は13時をちょっと過ぎたあたり。帰りの産交バスも結構運転が荒かったので、なんかバスに関してはイメージが最後まで良くなかったかな~。来た時は夜で雨も降っていたので外観は拝めてなかったのでようやく全貌を見ることができました。カッコ良い!これは異論がないと思います。

熊本空港 2階

ターミナルビル2階。手前側が制限エリア外で、窓の向こう側が制限エリア内。デッカイ倉庫のような空間を壁で仕切ってあって、制限エリア内は非常に賑やか。制限エリア外はな~んにもありません。ちょっと閉店後のスーパーを外から眺めている気分になります。

熊本空港 制限エリア内

手荷物検査を終えて制限エリアの中に。なんかもうオサレなフードコートといった感じ。今から飛行機に乗るような雰囲気ではありません。

熊本空港 ラウンジASO

JAL、ANAのステータス会員の他カードでも入ることができるラウンジ。どんなものか見学で入ってみました。めっちゃ天井が高い!ただ、外光は入るんだけど飛行機は見えません。因みにステータス会員はビールが1杯無料でした。ご馳走様でした。

あか牛食堂 よかよか

せっかくなのでフードコートであか牛を食べてみました。

串3本

ほんのおつまみ程度でしたが、めっちゃ美味しかった!ここはおススメかも!

JAL632便 B767

帰りはJALです。機材はB767。

B767 機内

機内に入りました。羽田には17時過ぎに到着。色々気持ちが上がったり下がったり忙しかったのですが、何とかこれで九州コンプリート。いよいよ残るは一つ。旅の終わりが見えてきました。

~感謝 その6~

合計アクセス数10,000を超えました。ありがとうございました!

7,500になってからそれほど時間が経っていないうちに10,000を超えてしまったので、少々驚いております。

また、読者になっていただいた方、スターを付けていただいた方、ホントに感謝です。ありがとうございます。

本ブログは、私の個人的な旅行記なので、むしろ自分の為に近い記録的な内容です。それにも拘わらす、皆さんにご覧いただけている事に私自身も喜びを感じております。

とは言え、これまでもあまり読者さんを意識した内容の記事は投稿してきませんでしたが、今後もこの方針は変えるつもりはございません。

とてもじゃないけれど、皆様のお役に立てるようなものは投稿できるとは思いませんし、何か新しい提案がある内容でもございません。私目線の緩~い旅行記です。

閲覧していただいている皆様におきましては、今後とも緩~い目線で眺めていただければ幸いです。

前回の時も書かせていただきましたが、どうしても投稿の頻度がマチマチになってしまう事があり、ネタはあるもののなかなか進まない現象がおきます。

是非とも長~い目で見守っていただければと思います。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

コメントなんかもいただければありがたいです。

茅場町ノーブ

花咲線 別寒辺牛湿原車窓

【駅を巡る旅#077】函館本線2020年10月その1

前回までの留萌本線の駅旅にて、最終日に若干時間があったので、ちょっとおまけみたいにはなってしまうのですが、滞在していた深川起点で函館本線の未到達駅を訪問してきました。

今回はその記録です。

ということで、2020年10月24日(土)。早朝の深川駅からスタートします!

深川駅 1番線ホーム

函館本線上り1番線ホームです。早朝です。10月も終盤となると朝5時台はまだ暗く、ホームも夜の雰囲気のままといったところ。3番線には昨日まで旅してきた留萌本線始発のキハ150形が停まってます。本日はここから函館本線をショートトリップ。まずはこのホームから札幌方面に向かって出発します。

 

【滝川駅】たきかわ

深川駅の上り函館本線の始発電車である特急ライラック2号に乗ってやってきたのは滝川駅。深川駅を5時37分に出て滝川には5時50分に到着。13分の短い乗車。まだ5時台です。外はようやく明るくなってきたところ。この始発電車ですが、終点札幌には6時43分着。札幌に6時台に着ける特急というのもなかなかすごい!というか、始発列車が特急というのもそもそもすごい!

滝川駅 到着

朝5時台の函館本線上りホームは人気がございません。土曜日ということもあるのでしょうか?通勤等で利用されるお客さんも皆無。勿論旅行客のような方々もお見受けしませんでした。実は滝川駅訪問は2回目で、7月にも1回来ております。その時は平日の昼間ということもあり、そこそこ賑わいはありました。そりゃ函館本線の主要駅ですからね~。

さて、そんな滝川駅ですが、概要はこんな感じです。

函館本線の主要駅の一つ。乗り入れは函館本線の他根室本線。根室本線はここが起点。所在地は北海道滝川市栄町4丁目。石狩平野の北部、石狩川の左岸に位置するロケーション。開業は1898年。空知炭鉱からの石炭輸送により鉄路が敷かれ、その途上に生まれた駅といったところ。元々は機関庫がその重要な役割をしていたようです。鉄道としての重要な施設として機能していたようです。1913年には根室本線(開業当初は下富良野線)が開業。このことにより道央と道東を結ぶ主要幹線が旭川経由から滝川経由に変更となります。で、1981年の石勝線開通までの68年間、このルートが主要路線と成りました。そして、道東への分岐点となったのがこの滝川駅。現在のように札幌と旭川間の特急列車、宗谷本線と石北本線直通の特急列車だけではなく、札幌方面から根室本線への優等列車も多く存在しておりました。石勝線開通後、根室本線は完全に地方交通となってしまいましたが、それでも地元の足として現在まで存続しております。

滝川駅 1番線ホーム

滝川駅 1番線ホーム(富良野方面を望む)

滝川駅 1番線ホーム(7月訪問時)

この駅の特徴でもある1番線ホーム。地方主要駅あるあるの1番線駅舎直結型です。ですが、この1番線が根室本線のホーム。つまり今となっては地方路線の発着するホームがメインホームになってしまっているという事。更には現1番線ホームが嵩上げされているので、駅舎直結と言いつつも階段を数段上らなくてはならない構造となってしまっています。現メイン路線の函館本線のホームへはこの1番線ホームを経由してゆく導線なのですが、ここも根室本線にとっては悲しいがな手摺で区切られております。そもそも段差があるが故ですが…。それにしても起点駅であり主要駅の1番線とは思えない程のホームの狭さ。かつてはそれこそ長大編成の列車が行き交っていたのでしょうけど、今は昔…って感じですかね~。ホームは勿論アスファルト舗装してあり、丁度改札のある駅舎に接している部分には屋根が架けられています。

滝川駅 駅名標(1番線)

薄っす!どうしてこんなことになっているのかさっぱりわからないのですが、とにかく薄い。塗装し直しで一旦白ペンキを吹き付けたのかなとも思うのですが、それにしてもその上から錆汁が出ているので、とても塗装したばっかりには見えません。う~ん、謎。根室本線のホームの自立式駅名標でした。

滝川駅 駅舎外観その1

滝川駅 駅舎外観その2

滝川駅 駅舎外観(7月訪問時)

現駅舎は1962年竣工。2016年には耐震補強及び改装工事を行っています。外装はほどほどに手を入れましたという感じにはなっていますが、ボディ自体はモビ。RC造2階建てのモダン的建築。高度成長期の日本を象徴するような公共建築のそれって感じです。駅の機能的には東側だけで、街自体もここから東側にあります。つまり駅西側は何にもない(JR関連の施設の他、建屋が数軒)状態。国鉄主要駅あるあるですが、駅の反対側は鉄道用の施設若しくは工場的なものが占められていた名残で、現在は空き地?って感じです。

滝川駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。朝早かったので、全く人気はありません。駅前には大規模小売店舗があり、北海道の主要駅の雰囲気は感じます。実際中に入っていませんので、営業状況がどんな感じかはわかりませんが、う~ん、どーでしょう…。

滝川駅 駅前ロータリー(7月訪問時)

2019年に駅前広場再整備事業が完成し、今の形になってます。どーりで綺麗なわけですよね~。

滝川駅 駅舎内改札口

一応室内です。北海道なのでこのような主要駅の駅舎内は空気的に外部とは縁が切れています。で、ちゃんと自動改札機があります。そりゃそーか。特急停車駅ですからね~。で、特に印象的な箇所は無かったので、駅舎内の雰囲気は省略いたします。

滝川駅 1番線ホームと駅舎(7月訪問時)

改札を入り、函館本線ホームへ。改札を入ると1番線ホームなので、その脇(1段低い)を通って跨線橋へと向かいます。その跨線橋の階段脇がこんな感じの路地的な雰囲気になってます。写真奥側にはEVも設置されているので、この一見業務用の通路に見える部分も一般客が利用できる空間となっています。ちゃんとアスファルトにて舗装し直ししており点字ブロックも健在。

滝川駅 跨線橋階段(7月訪問時)

で、これが1番線(主要出入口)の跨線橋階段。途中の踊り場で微妙に折れ曲がっているのが、実に味わい深い階段になってます。このパースペクティブが何ともたまりません。跨線橋自体もかなりの年代物ですが、他にあまり例のないこの造りに惹かれます。

滝川駅 跨線橋内

跨線橋自体は、国鉄時代に作られた至って標準的な規模。内壁は無く鉄骨下地剥き出しは天井部分も同じ。窓下(厳密には少し窓にかかってしまっていますが…)には掲示板にポスター。

駅の主要な出入口は東側にしかありませんので、駅の西側には構内から行くことはできません。ですが、跨線橋の西エンドにはなにやら出入口(アルミサッシ)があります。実は跨線橋自体はこの先もあり、西側にあるJRの事務所へ行ける管理用の通路となっているようです。

滝川駅 跨線橋からの眺め(7月訪問時)

広ーい構内と北海道らしい広ーい空が広がってます。歴史的に見ても主要路線の機関庫、炭鉱等の貨物需要、軍需用人工石油工場、火力発電所等、滝川駅自体が担ってきた役割が、こうした空間から読み取れます。残念ながら現在は旅客のみとなっているので、持て余し気味ではあります。

滝川駅 4,5番線ホーム(7月訪問時)

函館本線上りホーム。島式の屋根付き完全舗装点字ブロックあり。結構年季は入っていますが主要駅のホームとしてはほぼ完璧。LEDの列車案内やホームドアなどはさすがにありませんが、主要駅としては十分。ちょっとベンチが少ないかな~っというぐらいで、不満はございません。因みに滝川駅のホーム構成は3面5線。島式2本と片式1本。島式は函館本線。片式は根室本線。番線表記は1番線が根室本線。函館本線の島式ホームは4~7番線。2,3番線は根室本線と函館本線の間の2本の中線。

滝川駅 4,5番線駅名標(7月訪問時)

4,5番線ホームの駅名標。吊下げ型内照式。で、函館本瀬のホームにも拘わらず、ちゃんと根室本線の次の駅の表記もありました。ここがさすが!というか、根室本線の発着もあるのかな?勿論レールはつながっていますので、無くはないのかな?少なくとも現時点では函館本線との直通運転は無いので、昔の名残なのか…。

滝川駅 吊り下げ式乗車口案内板(7月訪問時)

滝川駅にもありました。吊り下げ式乗車口案内板。こーゆーの味わい深いです。旅情を掻き立てられます。

滝川駅 6,7番線ホーム

ということで、ここから深川方面に戻ってゆきます。6,7番線に停車していたのはなんとキハ40!えー!気動車!函館本線なのに!6時33分当駅始発の旭川行き。一応2両編成でしたが、まさかの気動車。札幌旭川間といえば北海道の中でも電化は早かった区間であり、速達化を求められた最重要区間なので、特急列車(電車)がビュンビュン走っている区間。勿論、網走や稚内に直通する特急ならばディーゼルなのは仕方ありませんが、この列車は普通列車で、しかも旭川行きです。ある意味モエモエです。函館本線に接続する路線の車両運用上の事と思いますが、これは上がります!

滝川駅 自販機裏壁

ということで、次の駅に向かうことにしますが、6,7番線ホームにある自販機コーナーの背中がこんな感じでした。「いい日旅立ち」。モエモエポイントというか、モモエポイントです。

色々楽しめる点があった滝川駅でした。では、次に「旅立ち」ます。

 

【妹背牛駅】もせうし

6時49分妹背牛駅到着です。モセウシ駅です!地元の人じゃないと、なかなか読めませんよね~。由来は地名からなのですが、元々この辺の地名の漢字は「望畝有志」だったそうです!こっちの方が読めないかも。で、駅名でこの漢字が使われたことが初とのこと。

妹背牛駅 到着

複線電化高速路区間の函館本線の駅にキハ40がいる姿はモエます!先頭の行先表示には「ワンマン」。当駅は無人駅ですので前から降ります。

駅の概要は次の通り。

開業は1898年。無人駅。所在地は北海道雨竜郡妹背牛町妹背牛。ロケーションは石狩平野の北部。地方都市の深川市と滝川市に挟まれた町にあります。駅周辺には集落というか町がありますが、基本的には石狩平野の田畑の真ん中にあると言った感じ。

妹背牛駅 駅名標

なんかここの駅名標も、うっす!滝川駅根室本線ホームのものと同じ状態。再塗装の途中なのでしょうか?それにしても、塗装し直すのなら一旦名板をフレームから外した方が良いのではと思ってしまいます。だいたいフレームの方か錆が激しいのでしょうから…。まぁ、ねぇ~、何か知ら理由があるのかもしれませんけど…。

妹背牛駅 ホーム側から見た駅舎

1番線ホームにある駅舎。というか待合小屋。もはや無人駅なので、駅舎というより待合小屋といった方が良いのかもしれませんが…。但し、建物としては立派な建築物ではあるので、駅舎と呼んでも良いのかと思います。因みにプレハブ平屋の看板建築。

妹背牛駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。ギリ舗装されたロータリーがあり、その周囲には民家。丁度妹背牛の町の端っこに位置しているので、ここから町の中心部に向けて建物が増えていくと言った感じの場所。土曜日の朝早い時間ということもあり、静まりかえっています。駅の目の前から伸びる道(道道)を直進し最初の大きな交差点のところから先が街の機能(郵便局、コンビニ等)が登場する感じ。駅周辺は住宅地。因みにバスはここには来ません。その交差点付近のコンビニ前まで行かないとバス停はありません。まぁ、つまり駅はターミナルとしては機能していません。

妹背牛駅 駅周辺

駅の周囲は隣接して建物などはありません。跨線橋がシンボリックに見えます。

妹背牛駅 駅舎内

駅舎内はこんな感じ。無人駅の待合スペース然としています。但し、ローカル線のそれとは異なり、結構綺麗で、比較的明るい印象の待合室でした。空間としてはそれほど広くはありませんが、居心地が悪いような感じはしません。壁には絵が飾られており、イームズ風のベンチには座布団があり、恐らく地元の方が手をかけてくれているのだろうと思われます。やっぱり手をかけてくれている(魂を入れている)駅は居心地が良いです。

妹背牛駅 1番線ホーム

函館本線下り1番線ホーム。旭川方面を望んだところ。現在のホームは変形2面2線。変形というのは、元々2面3線の片式+島式ホームだったのを中線廃止によって現在の形にした結果、相対(若しくは斜)片式のプラットホームが2つあるというわけではない為。駅舎(出入口)は駅の西側にあり、1番線はこの駅舎(出入口)に付いています。つまり列車を東側を向いて待つ感じになりますが、先ほどの理由の通り、中線を廃止している為、跨線橋を渡った先の上りホームでも同じように東側を向いて待つようになります。上下線とも同じ方向を向いて列車を待つという2面2線のホーム。因みに配置は斜です。で、この1番線ホームは床面についてはアスファルト舗装されてはいますが、屋根はありません。土盛りタイプの昔ながらのホームの高さ。つまり列車乗降時は若干の昇り降りが必要。

妹背牛駅 跨線橋

昔ながらの跨線橋。列車の本数は下り8本/日、上り9本/日ですが、なにせ札幌ー旭川の北海道屈指の重要路線なので、通過する特急列車や貨物の数がハンパないので、さすがにホーム間移動を構内踏切とするわけにはいかないでしょう。つまり年季ははいっていますが、廃止にはできません。で、実際手をかけていることもあり結構きれい。全般的な白塗装に加え、腰壁のモスグリーンが何やら上品さを醸し出しております。開口部も多く取られているので、明るく開放的な印象でした。

妹背牛駅 2番線ホーム

函館本線上りホーム。中線を廃止した島式ホーム。島式と呼んでよいかどうかわかりませんが、形式、姿は完全に島式。ホームは砂利敷き。???1番線はアスファルト舗装されていたのに…。それでもこちらには1両分?の屋根がありました。で、ホームは中線に向かって下り勾配がついています。それも結構な角度。う~んやっぱりかなりの違和感。屋根のあるホームで砂利敷きっていうのが最大に違和感なのかもです。

妹背牛駅 2番線ホーム(旭川方面を望む)

2番線の旭川方面のホーム端部はこんな感じ。もはや人が立ち言ってはならない感じです。かつてはもっと長大編成の列車がやってきていたのでしょう。昔のホームが残っていますが、結構長い。そして草むら。その一方保線状態は超一流。そりゃそーでしょう。JR北海道屈指の重要路線で、バンバン特急が走ってますからね~。

妹背牛駅 2番線ホーム(札幌方面を望む)

で、札幌方面はこんな感じ。写真左側は原野っぽい感じになっていますが、実際架線柱、ビームが草木の中まで伸びていることから、恐ら駅構内だと思います。それこそ高度成長期の1982年までこの駅は貨物の取り扱いもあり、1984年に荷物の取り扱いが無くなるまで有人駅だったので、今よりもっと活気があったのでしょう。

妹背牛駅 出発

ということで、妹背牛駅出発します。今度は電車が来ました。721系です。いや~、急に都心感がでてきた~。

では、次に向かいます。ってところですが、今回もかなり長くなってしまったので、今回はここまで。

次回に続きます。

ではまた。

【駅を巡る旅#076】留萌本線2020年10月その7

前回からの続きです。既に前回で留萌本線の駅は全駅制覇しておりますので、今回はおまけというか後記です。

留萌駅 2度目の到着

幌糠を16:49に出発し17:07に再び留萌に到着。すっかり夜です。さすがにこの時間ともなると帰宅時間なので、到着直後はそこそこの賑わいはありました。やっぱり留萌は主要駅であります。それなりに賑わいがあるので、ホッとします。ホームにはあまり人気はありませんが、人間の作り出す人工的な明かりが多くあるというのは現代人として落ち着くものです。

留萌駅 駅舎夜の外観

昼間に見る駅舎とは違い、存在感のある駅舎に感じました。オブジェクトとしても重厚感があり、若干ガチャガチャ感はあるものの留萌を象徴するような建造物にも感じられました。う~ん、印象がだいぶ違います。

ということで、約1時間留萌駅に滞在し深川駅に向けて折り返し致します。深川には19時過ぎに到着。この日は深川でもう1泊。お疲れ様でした。

 

あけて日付は10月24日。昨日までの悪天候から回復傾向の石狩平野。本日はせっかく深川まで来ているということで、函館本線の未訪問駅を巡ってから帰ろうという事にしました。この様子は次回にまとめます。

深川駅 1番線ホーム

ざっくり、函館本線の未到達駅を巡ってきた後、再びの深川駅。

深川駅 駅前

朝早い時間に函館本線の駅旅をしてきて再び深川駅。まだ午前中。

深川駅 広場

駅前ロータリーに隣接している公園。さすがに10月も後半なので、公園の樹木もかなり紅葉してます。

深川名物

駅にある深川市の名産品コーナーにて俵おむすびを購入。朝昼兼用のご飯ということで、札幌方面へ戻るお供になりました。そばめしのおむすびでした。

札幌駅到着

ということで、札幌駅到着。一旦改札出てから快速エアポートで新千歳空港まで参ります。

帰りの飛行機

で、新千歳空港からはANAです。デッカイ飛行機(777)で帰ります。ー300だったらもっと良かったかもしれませんが、まぁ、まぁ、まぁ。

切符

当然ですが、今回は列車に乗っての訪問てしたので、その時の切符です。無人駅ばかりなので、切符は列車乗務員さんに回収されてしまうので、これは使用前にスキャンしてます。実際東京駅で発券してますが、みどりの窓口(有人)での発券だったので、これだけの乗車券を発行してもらうのに若干ひかれましたが、それでも無事完了。

ということで、今回の留萌本線の駅旅はこれでおしまい。

なかなか天候には恵まれなかったのですが、秋の北海道を満喫できた旅となりました~!

次回はこのおまけですが、最終日に深川近辺の函館本線の駅をちょこっと巡ってきたので、こちらを記録いたします。

ではまた。

【駅を巡る旅#075】留萌本線2020年10月その6

前回の続きです。留萌本線の旅もいよいよ終盤。峠下駅を13:56発の下り列車で向かった先は、終点の留萌。

 

【留萌駅】るもい

北海道留萌地方の中心地、留萌振興局のある留萌市の玄関口の駅。にしんと炭鉱で隆盛を極めてた留萌地方の中心地。(留萌市の人口は最盛期には4万人強、現在は2万人そこそこ。)2016年まで留萌本線は増毛まで線路を伸ばしていたので、ここはあくまで途中駅でした。さらにさかのぼると1987年国鉄の分割民営化直前まではここを起点とし宗谷本線の幌延駅まで羽幌線が走っていたので、重要な一大ターミナル駅でもありました。このほかにも天塩炭鉱鉄道、留萌港までの貨物線、臨港線があり、旅客、貨物とも交通の要衝でありました。留萌本線には急行ましけ(札幌発)、るもい(旭川発)が運行されており、更には羽幌線にも急行はぼろ(札幌発幌延行)が走っていました。開業は1910年。所在地は留萌市船場2丁目。ロケーションとしては留萌川が日本海にそそぐ河口付近、市街地の北側平地部にあります。

留萌駅 到着

峠下駅より山間部を25分かけて走り到着。相変わらずの空模様。その為かなんとなく暗~い感じ。まあね、大きな駅なのでホームに屋根があるので、余計にそー思うのですが…。

留萌駅 ホーム港方面を望む

2016年まではこの先増毛まで線路が続いていたのですが、現時点ではここが終点。1910年に開業した時もここが終点でしたが、1921年に留萌本線が増毛まで延伸。つまり1921年以来の終着駅ということになります。因みに2023年に留萌ー石狩沼田間が廃止になるので、この終着駅としても7年の寿命。つまり開業時との通算で18年の終着駅。85年間は中間駅であったことを考えると、あまり終点のイメージは無いのかなと。実際今もレールはその先に続いていますし、今は広場になっているところも以前は巨大な構内の敷地跡なので、どちらかというと大ターミナル駅の印象です。

留萌駅 ホーム(1番線)

北海道の地方ターミナル駅の印象のホームです。まぁ、北海道に限らずと言ったところかもしれませんが、駅舎側の改札直結の1番線ホームです。ちゃんとホーム全体をカバーするように屋根が架けれております。勿論、床は完全舗装されており、この駅はコンクリートの土間。さすがにターミナル駅(元)だけあってホーム幅がかなり広く取られております。ホーム長もかなり長く、かつて鉄道が主要な交通機関であった頃、もっと街に活気があったころの遺産のようです。タンコロ(1両編成)には持て余し気味。

留萌駅 ホーム(2番線)

向かいのホームの奥はだだっ広い芝のグランドがありました。野球場なのか、パターゴルフなのかは定かではありませんでしたが、とにかく広~いグランドがあります。その更に向こう側には留萌川が流れその先は山。この広い原っぱは元々留萌駅の構内。引き込み線が多数あり、その先の港への臨港線(貨物)用の線路の他車両基地、留置線、入れ替え等に使われていたと思われます。とにかく広い。兵どもが夢の跡といった感じ。ホームの木が傾いているのは恐らく日本海から吹き付ける風の影響だと思います。つまり写真左手が海。

留萌駅 駅名標

駅舎に隣接しているホームで、後ろの壁は駅舎なのだが、何故か自立型の駅名標。鉄骨の大屋根に覆われている為か、劣化はほぼ無。特にシールなども貼っていなかったのでこの名板自体は2016年に取り付けられたもののようです。因みに今の駅名「留萌」となったのは1997年。それまでは「留萠」だったそうです。モエ~。

留萌駅 跨線橋

2番線を旅客が使用することは殆どありませんが一応跨線橋は現役です。風雪対策として階段途中にビニールカーテンが設置されているのが北国の厳しい環境を示しております。跨線橋は鉄骨造。内壁の仕上げは無く下地の鉄骨が剥き出しです。階段の踏面は一応滑り止めのシートが敷かれております。体育館的要素満載です。乗り場案内が内照式というのがターミナル駅っぽさを演出しております。殆ど1番線(こちら)からの発車なんですけどね(笑)。

留萌駅 2番線ホーム

殆ど列車が来ない2番線ホーム。一応2両分弱ぐらいの屋根はかけられております。それもちゃんと鉄骨造。で、床面も舗装されています。ホームは2面2線。ですが、この向かいのホームは元々島式。つまり2面3線の構造。1番線と2番線の間には渡線もあるので、ちょっと大きな駅のそれっぽくなってます。というか、元々大きな駅だったというのが正解かもしれませんが…。

留萌駅 駅舎内その1

さすがにターミナル駅。ビルです。人もいます。この駅舎は1967年竣工した2代目。モビです。公共建築のそれっぽさしかない駅舎内の雰囲気。床はタイルだし、天井は金属パネル(昔の)。柱型が人工大理石。ちょっと役所っぽい。

留萌駅 駅舎内その2

改札側(ホーム側)を見るとこんな感じ。ホントお役所。一応駅員さんもおられますし、出札もしてます。駅舎内の設備としてはこの窓口(みどりの窓口ではありません)と券売機。改札口にはステンレスの島があります。それほど広くはないのですが、なんとなくガランとしているので、広さは感じます。

留萌駅 駅舎全景

北の港近くに建つ駅舎。RC2階建ての公共建築。学校というか、役所というか、自動車教習所というか、そんな様相。天気の為か、外装の配色の為か、ロシヤっぽくも見えます。一つ一つの要素が完全にモダンの要素が入っているので、決して悪くはないのですが、古び方が悪いのか、手の入れ方をまずったか、外観はいまいちでございました。

留萌駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。街で~す。都会とまでは言いませんが、しっかり街です。ホント、天気が悪かったので街ブラはできなかったので、留萌の街がどんな感じかはわかりませんが、なんとなく規模的にも稚内っぽさを感じました。

留萌駅 駅舎

FM局が入っているのですね~。地方あるあるですが。FMもえる。だそうです。

次の列車まで2時間近くあったので、留萌駅内で蕎麦でもと思っていたのですが、残念ながら営業終了しておりました~。残念。で、雨の中最寄りのコンビニまで歩いて行って参りました。ふう…。

ということで、1時間たったので次に向かいます。留萌駅には後でまた戻ってきます。

 

【幌糠駅】ほろぬか

すっかり夕方です。留萌16:17発の深川行きに乗車し20分弱。本日4回目の乗車となるキハ150で幌糠に到着。時刻は夕方の4時半を回ったところ。留萌と峠下の間の山間部(ちょっと開けていますが)にある駅で、峠下の隣の駅。山の中に夕方に到着というのはちょっと厳しい感じ。しかも雨。う~ん…。

開業は1910年。留萌本線開業と同じ。所在地は留萌市幌糠町。ロケーションは藤山駅と同様増毛山地と天塩山地に挟まれた山間部。留萌川に少し開けた平地部分。歴史的には御料林伐採材の主要な搬出駅だったそうです。

幌糠駅 到着

秋の北海道の山の中の無人駅、夕方の到着時の風景です。降車したのは私だけ。明かりがありがたい。雨模様だし。

幌糠駅 ホーム深川方面を望む

ホームは1面1線。シンプル。砂利敷きの土盛り型。部分的にコンクリートの土間がありましたが、恐らくこの部分は元々あった駅舎の基礎部分だと思われます。ここから深川方面は山間部が深くなってゆく方。この先には峠下駅があります。とにかく天気が悪いので、せっかくの紅葉が良く見えません。

幌糠駅 ホーム留萌方面を望む

何とか近くの木々に関しては綺麗な紅葉を拝むことが出来ましたが、ちょっと残念。ホームの向かいは山林。その手前までの空間、草が生い茂っている部分には元々線路とホームがあったようです。つまり2面2線。列車交換ができる駅であったようです。それこそ貯木場から木材を積みだしていたことを考えたらその他にも側線があったと思われます。

幌糠駅 駅名標

自立型の駅名標。だいぶ年季が入っております。とおげしたのシートが浮いて見えます。出汁が出まくっている完全外部自立型の駅名標ですが、付随している照明器具のおかげで、ほんのり温かみのある駅の看板として、良い効果を発揮しております。

幌糠駅 電柱

雨はあがったのですが、今度は陽が暮れてきました。というか暮れました。シンプルな土盛りだけのホームにあって明かりは列車が来ない間はこの電柱の照明と駅名標だけとなります。勿論駅周辺に人家が無いわけではないのですが、あまりも自然環境に恵まれすぎているので、さすがに陽が暮れてくると暗い。

幌糠駅 駅舎

駅舎というか、待合小屋です。例によってヨ駅舎です。そこそこ傷んできてはいますが、入りたくないような待合小屋ではありません。

幌糠駅 駅前

駅前はこんな感じ。駅周辺は集落があり、主要な道路も目の前にあるので人気が全くないという秘境駅ではありません。そこそこ車の往来もありましたし企業の建物もあるので、集落自体はそこそこ活気があるようにも思えました。駅は…ですが。

幌糠駅 駅前広場

駅前のロータリーはこんな感じ。ぎりぎり舗装されているようにも思えました。

幌糠駅 駅周辺

で、駅周辺はこんな感じ。もはやどこまでがホームか、どこまでが駅構内なのかが良くわかりません。主要な道路に沿って民家やその他建物が点在しています。山間部といっても山自体がそれほど高さが無いし、急峻でもないので、陽が暮れたといっても思ったほど暗くありませんでした。

幌糠駅 駅舎内

待合小屋の中です。列車の到着まではそれほど時間があったわけではないのですが、取り敢えずこの待合小屋で待つことにします。

幌糠駅 出発

幌糠駅の滞在時間は15分程度。でしたが、この間一気に暗くなりました。さすがに山です。今度は同じキハ150ですが別の車両です。というかこちらも本日3回目の乗車となる車両。こちらに乗って留萌に折り返します。本来ならばこの駅で全駅制覇なので、そのまま上り列車を待って深川まで戻れば良かったのですが、次の上りまで2時間も待たなくてはならず、さすがにこの駅で2時間はキツイと…。そんなわけで、一旦留萌まで戻ることにいたします。まあ、留萌で1時間半待った方が良いと思いますよね~。

そんなわけで、幌糠駅でした。周辺の状況からしたら秘境感はないのですが、駅だけが秘境といった感じでした。

ということで、留萌本線の旅もこれで全駅制覇いたしましたのでおしまいです。

が、次回はその帰途を少し記録したいと思いますので、もうちょっとお付き合いの程お願いします。

ということで、今回はここまで。

ではまた。

【駅を巡る旅#074】留萌本線2020年10月その5

前回の続き、留萌本線です。雨竜郡秩父別町から峠を超えて一気に留萌市へ。石狩平野とお別れして、最初に訪問した大和田駅以来の山中へと再び入ってまいります。

 

【藤山駅】ふじやま

秩父別より留萌行きに乗車し35分。到着したのは終点留萌の2個手前の藤山駅。フジヤマです。開業は秩父別同様1910年。当初は貨物や荷物の取り扱いもあった有人駅。1962年に貨物の取り扱いが無くなって、1984年には荷物の取り扱いも無くなり無人化へ。元々この辺の開拓をした実業家藤山要吉に由来して名前だ付けられたとのこと。最盛期からするとだいぶ寂しくはなってきてしまっているような駅といった印象です。所在地は留萌市藤山町。ロケーションは増毛山地と天塩山地に挟まれた間を流れる留萌川沿いに出来たわずかな平地といったところ。留萌本線は恵比島峠より留萌方面はだいたいこの留萌川に沿って走っていきます。

藤山駅 到着

どうにもこの日は天気が悪く、ついに雨が降ってまいりました…。バリバリのローカル駅に着いたとたんに雨というのは実に厳しい感じ。雨といっても小雨程度ではありますが、やっぱりしびれます。幸いにもホームが砂利敷であったので、ドロドロにはならずに済みましたが、撮影しようとするとどうしても雨粒との闘いになってしまいます。こればっかりは仕方ないのですが…。

藤山駅 列車見送り

2両編成の留萌行きを見送ったところ。沿線の周辺は山林若しくは原野といった風景です。

藤山駅 駅舎内

取り敢えず、まずは駅舎内に入ることに。ホントに残念な天候で、あまり周辺の景色を堪能すると言ったこともできずに、駅舎内に退避しました。駅舎は非常にコンパクト。3間四方の木造小屋。機能としては待合室程度。待合スペースは間口2間×奥行3間。ホーム側と駅前側に其々開口部があるので、室内は非常に明るい感じ。内装色も白なのでこのような雨天であっても十分な明るさは確保できています。かなりコンパクトな待合スペースではありますが、天井が意外と高いので、割と居心地は良い空間でした。

藤山駅 駅名板

だいぶ味が出ている駅名板。フレームだけは塗り直ししているようでして、綺麗。勿論ですが自立型。

藤山駅 ホーム留萌方面を望む

雨の状況を見て改めてホームへ。1面1線のシンプルな構造で、斜里敷き土盛りタイプ。意外とホーム幅があって、開放感のある駅ホームです。周辺は駅側は少し家がありますが、それ以外はご覧の通り原野。

藤山駅 ホーム深川方面を望む

で、こちら側も同様。駅舎の周りだけコンクリートの土間がありました。恐らく元々はもう少し大きな駅舎があって、その基礎の部分だと思われます。

藤山駅 ホーム側から見た駅舎

3間真角の実にかわいい駅舎ですが、裏面を見る限りかなり年季が入っている様子。小屋組み部分は真壁みたいで、これまた方杖なども無い構造のようです。

藤山駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。駅前を走る道路は国道233号線。その国道から駅へとアプローチするとすぐに砂利道となり、駅前はその砂利の広場的な空間となってます。シンボルツリーのような樹木も一応立っていますが、目印らしいものは無く、ホントに地元の人しかわからないであろう駅の佇まいです。因みにこの国道もあまり車の往来はありませんでした。勿論人なんて歩いておりません。信号機はありますけどね。

藤山駅 駅舎

駅舎正面がこんな感じ。さすがに正面とあってかなり頑張った感じの意匠になっております。ペンション風というか、そんな感じともとれる若干メルヘンを入れ込んだ意匠。基本的に平入の切妻屋根なのですが、正面も妻壁意匠としているところに拘りを感じます。3間真角の平面なので普通に方形でも良いと思うのですが、少しでもハイカラ(洋館風)に仕立てたかったのかもしれません。

藤山駅 アプローチ

国道からのアプローチはこんな感じ。砂利道を入った先に、なんともかわいらしい感じで佇んでいます。

藤山駅 ホームの向かい

ホームの向かいは原野。山までの間はもしかしたら農地があったのかもしれませんが、ここからは確認できませんでした。10月後半となると山も紅葉しております。

藤山駅 軒下

ここにもありがたいことに軒先がありました。今回はついに雨が降ってきましたので、この軒下に助けられました。ホントに周辺には人工的なものが少なく、列車が来るまでの間はしんと静まり返っている駅なので、このように雨の日なんかは、雨の音しか聞こえないぐらい。そんな雨の音を聞きながら列車を待つというのもなかなか良いもの。

藤山駅 入線

30分ほどの滞在を経て、留萌からの折り返し列車に乗ります。来た時より雨がひどくなってきていたので、列車入線までの間が長く感じられました。

藤山駅 出発

ここへ来るときは2両編成でしたが、今回は1両(タンコロ)。留萌で切り離しをしたようです。

滞在中は生憎の天候で、晴れていればもっと紅葉が綺麗に見えたのかもしれませんが、それはそれ。なかなか良い経験になりました。

では、次に参ります。

 

【峠下駅】とおげした

峠下駅です。留萌本線の中で最も秘境駅感の強いロケーションの駅です。YouTuberのカコ鉄さんもそー言えば来ていましたよね~。絵の力が秘境駅感をバリバリ出せるある意味「映える」駅。山中にあり、駅舎が古い木造であり、周囲に人家が無いという条件がばっちりそろった駅。ですが、列車運行上は実は重要な駅です。現在のダイヤでは唯一列車交換をする駅となっています。なんでこんな山の中の駅でと思うのですが、峠越えの運行上の拠点であったことに由来してるんじゃないのかなと。実際、塩狩も金華もやっぱり交換してるかなねぇ~。実際駅の雰囲気も似てるし。開業は1910年。かつては荷物も貨物も取り扱いがありましたが、1977年に貨物の取り扱いが無くなり、1984年には荷物の取り扱いが無くなり、閉塞扱いの駅員のみが配置されます。1998年には自動閉塞化となったため完全な無人駅となります。所在地は留萌市留萌村峠下。ロケーションは増毛山地と天塩山地が丁度つながっているような場所で、恵比島峠を留萌方面に少し下った山の中。ホントに山の中なので、周囲に人家はありません。駅前に道道が通っているぐらい。

峠下駅 到着

藤山駅より20分弱、峠下駅到着。ホント残念なのですが、雨です。最初に説明しておくと、次のる列車まで1時間以上時間があります。ある意味堪能できますが、なにせ雨です。で、そこそこ寒い。まぁ、ねぇ~山だし、北海道だし、10月末だし…。ここで下車したのはもちろん私だけ。

峠下駅 見送り

列車は深川に向けて出発していきました。これから峠越えとなるので、キハ150がディーゼル音を響かせ発車していき、その音が徐々に小さくなるとこの駅は自然の作り出す音だけとなります。たまたまですが、このタイミングでは列車交換はありませんでした。さて…。

峠下駅 構内踏切

2面2線の斜配置片式ホームであるので、構内踏切で往来。その構内踏切ですが、踏切板がレール付近だけしかありません。つまりその間はバラストの上を歩く感じ。まぁねぇ~ホームも砂利敷きだから一緒といえば一緒なのですが…。また、当然ですが遮断機も警報もありません。それを言い始めたら安全柵なんてこの路線沿線及び駅ではほぼ皆無なので、どこからでも線路内に立ち入れてしまうので、そこはねぇ…。レールに躓かないような配慮だけしてありますと言った感じでしょうか。ここを通路として歩いて下さいというサインという事でしょう。

峠下駅 上り線ホーム

上り線ホーム。先ほども記載の通り2面2線の斜配置片式ホームですが、線路の反対側の草ボーボーのところに何やらスペースがあるので、ここにかつては引き込み線があったように思われます。もしかしたらこのホーム島式だったのかもしれません。

峠下駅 駅名標

駅名標はこんな感じ。自立型照明付き。フレームは塗り替えられているようでしたが、駅名板はかなり朽ちてます。一応、ほろぬかだけはシール貼りになっていましたが、フレームの再塗装する前のもののようで、シールの上から塗装されておりました。

峠下駅 ホームから見た駅舎

木造平屋の駅舎。妻壁のトタンによるパッチワークが何ともくたびれた感じを醸し出しております。但し、屋根及び庇のラインを見てみると撓んだ感じも無く、風雪に耐え健全な状態のようにも見えました。トタンや塗装はやや疲れていましたが…。まぁ、着ているものはボロくなったけど、足腰はしっかりしてますよといった感じ。

峠下駅 上りホーム留萌方面を望む

峠下といってもまだまだ山の中腹といった感じ。ここから先は留萌方面に向かって留萌川沿いを下っていきます。そんな山間部にある駅。10月末なので紅葉も綺麗?雨ですけど…。

峠下駅 下りホーム深川方面を望む

もはや雲の中にいるような状態。特に激しく降っているわけではないのですが、気が付くとびしょびしょ。ミストサウナにいる感じ。ちょっと厳しい天候でした。少し離れた山は霧で曇ってしまってます。

峠下駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。ホントに何にもありません。あるのは自然。というか山。目の前に道路が横切っていますがこれが道道。殆ど車の往来はありません。勿論人の往来などはありません。駅前ロータリーは道路面より少し高い位置にありそこそこの広さ。舗装はもちろん砂利敷き。土じゃないだけまだましですが、動き回るとビチャビチャにはなるので、今回は駅舎内で過ごそうと思います。

峠下駅 駅舎外観

雨が厳しかったのですが、取り敢えず駅舎の外観だけでも撮影しておこうということで。こちら側から見る限りでは、屋根のトタンは綺麗に見えました。かわりに外壁とサッシが何ともくたびれておりました。特に出入口のアルミサッシ下部がかなりダメージを受けております。車でも乗り上げたのかな?何かが衝突したような…。また、窓には花台のような木の工作物が取り付けられておりました。これがだいぶ出汁が出てきておりました。窓のサッシ(多分スチールサッシ)自体もかなり出汁出てますけど。で、外壁が上段中段下段と3色アイスのような感じになっておりました。これが何とも味わい深い印象で、山の中の風景に不思議となじんでいるようでした。

峠下駅 駅舎内

とにかく1時間以上待ち時間があるのに外は雨。つまりこの駅舎内で過ごす時間が殆どということになります。かつては駅の機能としてはいろいろとあったのでしょうから駅舎の規模はそこそこ大きいのですが、今は交換駅といってもその機能が自動化されているので、せいぜい待合程度の機能及び、保線や除雪の為の倉庫等。ガランとした駅舎内は正直殺風景。若干暗め。山の中の駅ということもあって窓の外は山が迫っていて、景色も開放的といった感じはあまりしません。ただ窓越しに紅葉を見ることが出来るという点では良き。鄙びた温泉宿のそれといった感じ。

峠下駅 駅舎ホーム側軒下

軒下までは駅舎内同様モルタル、というかコンクリートの土間。よくあるつくりですが、駅舎内とホームの間の壁及びサッシ(開口部)は恐らく後付けなんだろうと思います。この部分は恐らくかつては改札口であったと思われます。正面に少しせり出している部分が駅員室で、改札業務の他ホームの状況を監視できるように窓になっているのがと思います。それにしてもこの軒下には助けられております。

峠下駅 下りホームより留萌方面を望む

ホーム長も然りですが、2線の距離が結構長い。元々は炭鉱からの石炭輸送というのもこの路線が担っていた重要な役目であった事の証拠。長大編成の貨物が往来していたことが伺えます。

峠下駅 上り深川行き

1時間以上この山の中で過ごし、13:56発の列車にて次に向かいます。

峠下駅 下り留萌行き

ということで、乗車するのはこっち。さっき藤山からここ峠下まで乗ってきた深川折り返しの車両。またまた、お世話になります。

丁度、上下線同じ出発時刻の列車同士。両車両とも秩父別から藤山まで乗ってきた2両編成の車両同士。留萌で切り離されて、ここ峠下で其々別の列車で行違えるという感じ。

これまで雨の音しかしていない山の中に両気動車のエンジン音が鳴り響き、一時だけの喧騒がこの駅には生じます。

雨の峠下駅。それなりに良い時間を過ごせたのかなと思い、次に向かいます。

さて、またまた長くなってしまったので、この続きは次回といたします。

ではまた。

【駅を巡る旅#073】留萌本線2020年10月その4

だいぶ前回の投稿から時間が経ってしまいましたが、前回の続きです。留萌本線シリーズです。前回の真布駅より上り列車に乗ってやってきましたのは北秩父別。

 

【北秩父別駅】きたちっぷべつ

留萌本線の中でもなかなか列車での到達難易度が高い駅。前回の真布駅も下り8本中3本が通過、上りも9本中3本が通過する駅でしたが、ここ北秩父別は下りが2本、上りが4本のみ停車するというかなりエグイ駅。下りに関しては朝泊まる列車は無く、夕方に2本だけ停車するといったものすごいダイヤの駅です。なんとか列車での到達を望んできましたので、午前中の最終に何とか乗ることが出来、無事つくことが出来ました。

そんな北秩父別駅ですが、歴史的には1956年に仮乗降場として旅客の取り扱いのみで開業し、1987年に駅に昇格しているようです。留萌本線の駅としてはその役目は主に旅客で、石炭などの貨物輸送などの背景は無いようです。だから留萌本線の中でも比較的開業が遅かったのかと思います。これは真布駅も同様。所在地は雨竜郡秩父別町六条。ロケーションとしては石狩平野北部の田んぼの真ん中。北西には沼田町、南には秩父別町の中心部といったところ。沼田と秩父別のちょうど中間にある駅。留萌本線に沿って走る深川留萌自動車道が駅の西側にありますが、これは駅前のインフラとは別物。とにかく周辺には駅前にあるべき施設等は全くなく、民家と思われるような建物も遠くに数軒。それでも2014年のデータでは乗降客が4人/日だったという事だから、何らかの需要はあったのかもしれません。そりゃ通過するわといった感じです。

北秩父別駅 到着

真布駅同様ホームの中ほどに先頭部分が停車。前側のドアだけ開閉。勿論乗降客は私だけ。時刻は9時56分。この次この駅に停車する列車は16時21分発下り留萌行き。6時間半近くこの駅には列車は止まりません。

北秩父別駅 駅名標

だいぶ年季の入っている駅名標ですが、駅のその他の施設と比べると比較的新しい感じです。この手の駅の駅名標は引きが無いのでどうしてもこんな感じになってしまいます(泣)。自立型の駅名標ですが、ホームから生えている感じのもの。ただでさえ狭いホームにこれがあるので…。因みにホーム外側には手摺はありません。

北秩父別駅 待合小屋

これまたかなり年季の入っている待合小屋。長年風雪に耐えてきた感じの小屋。北海道の鉄道駅を象徴するかのような質素なつくりの木造小屋。サッシも木製。もちろん単板ガラス。開閉時は「ガラガラ」と音がする出入口引き違い開口部。小屋内部の床も板張りで、壁は化粧コンパネ(型枠材)。一応長椅子はあるものの「これ座っても大丈夫?」と思われるような簡易なつくり。間口は3間、奥行きは1間程度。開口部は出入口含め3か所3面あり、意外と明るい印象でした。但し、ここに長居したいとは思えない待合小屋でした。

北秩父別駅 ホーム(石狩沼田方面)

ホームの長さが短いので、すぐそこがホーム端部。そこから先は北海道の原野といった感じ。鉄道用の工作物もいたって少なく、通過列車からはこの駅をあまり認識できないのではと思ってしまいます。

北秩父別駅 出入口

で、駅南側が駅の出入口になっております。板張りのホームへ上るスロープがこの駅のアプローチ。勿論スロープも滑り止め付きの板張りです。

北秩父別駅 全貌

ホントこれだけです。仮設感満載のホームに木造の掘立小屋、線路には雑草。でも現役です。

北秩父別駅 駅前その1

駅前はこんな感じ。ホームを線路レベルに降りると踏切。JR北海道の秘境駅タイプ。駅背後に見える土手のようなものは深川留萌自動車道。列車もあまり来ないし、駅前の道路も殆ど車の往来はありません。とにかく静か。

北秩父別駅 駅前その2

駅側はこんな感じ。あいにくの空模様でしたが、広大な平野の中にある施設のは北海道らしさを感じさせてくれます。

さて、ここからですが、本日はレンタカーなどを借りているわけではないので、移動は公共交通機関を利用しなくてはなりません。留萌本線の時刻表では当駅の次の列車は下り留萌行きの16:21発。上りは17:02まで待たなければなりません。今は午前中の10時。

ムムム!

ということで、歩きます。

 

【秩父別駅】ちっぷべつ

歩いた~。結構疲れた~。約2.5km、30分強!そこそこ頑張って歩いて建つもりでも、やっぱり30分以上かかってしまいました。天気もそれほど良くなく、なんとなく遠くでは雨降っているような感じで、な~んにもない田園風景の中、集落らしきものが見えているのになかなか着かないところを30分歩くのって結構きつい。平坦なんだけど…。

秩父別駅 駅周辺

GoogleMap先生通りに集落に入って左に1回曲がって線路近くまで来たところで今度は右折。そうすると何やら倉庫群の脇を進んだ先にらしい雰囲気の建物が見えてきました。線路脇は広場のような空間があって、その先にいかにもJR北海道の駅らしき建物があります。駅周辺は倉庫の他民家もそこそこ有り、ローカル感はありますが、集落の中にある交通インフラといった感じにはなっております。

秩父別駅 駅前の倉庫群

米蔵かな?結構立派なレンガ造りの倉庫群が駅前にあります。それにしても雪虫がものすっごい数おらさる。目とか鼻とかに容赦なく入ってくるので、とにかく駅までさっさと向かいます。

秩父別駅 駅舎

ということで、ようやく到達デス。秩父別駅です。留萌本線の中では路線開業当時からある駅で、1910年開業しています。秩父別町の玄関口としての駅で、全盛期は貨物や荷物も取り扱っていたようです。現在の駅舎は1971年改装。駅の様々な業務も行われていたので、立派な駅舎。1982年に貨物の取り扱いが無くなり1984年には荷物の取り扱いも無くなり簡易委託化。そして1992年に完全無人化となって様です。所在地は雨竜郡秩父別町字秩父別。ロケーションは石狩平野の北部、秩父別町の市街地の東側にあたる場所にあります。駅舎は木造平屋。雪止めの付いたトタン屋根は北海道にしては珍しくグレー。外壁は下見板張りのようですが、古臭くはありません。腰壁の濃いグレーと赤茶色の外壁の配色が古臭さを排除しているようにも思えました。駅名板の漢字が何とも味わい深い書体で、これもいい感じでした。

秩父別駅 駅前

駅前はこんな感じ。駅前から伸びる道は2車線の歩道付き(道道)。ここから町の中心部へ伸びている重要な道路のようです。今でこそ周辺に店舗の様な商業施設は見受けられませんでしたが、かつてはもっと賑やかであったと思われます。

秩父別駅 駅入口

ハロウィンの時期でもありましたので、こんな感じでお出迎え。駅舎脇に置かれている自転車の数からしても地元の方にちゃんと利用されている感じが伝わってきます。

秩父別駅 駅前広場

駅前はアスファルト舗装されており、バス停もありました。多分コミニュティバスだと思いますが、それでも小さいながら交通の要衝としての機能も備えております。駅にトイレが無いようなので、広場の脇に町がトイレを設置したようで、なかなかほんのりしております。

秩父別駅 駅舎脇

もはや駅舎の中に入らずとも駅舎脇からそのままホームへ行けます。一応木の柵はあり、開閉できるようにはなっていますが…。

秩父別駅 駅名標

こちらが駅名標。名板は比較的新しいのかなと思いますが、フレームはだいぶやられちゃってます。自立型です。

秩父別駅 駅舎ホーム側

外側と比較して、こちらはだいぶ年季が入っている風情。色々と手をその都度加えている感じがあり、そのパッチワークが歴史を物語っているようです。ホーム側には屋根はありませんが、駅舎にある軒下が実は結構効果的で、悪天候の時などホームで列車を待つ間かなり助かります。そんな軒下というか縁側には結構ビビットは色のベンチが置かれていたり、軒先の柱毎に植木鉢があったりと、ホント地元の方に愛されている駅であることが伝わってきます。勿論ここにもオレンジ色のかぼちゃがいっぱいありました。

秩父別駅 ホーム軒下

竪型駅名板にはちゃんと「サッポロビール」があります。

秩父別駅 駅舎内

駅舎内はいたってシンプル。待合としての機能だけとなってしまっていますが、中央に花瓶が置かれ、ちゃんと生花がディスプレイされております。天井も高く小さいながら立派な駅舎然とした雰囲気のある駅舎。内装はいたってシンプルで、床はモルタルですが、一部の壁がリフォームされていたり、イームズ風のベンチが置かれていたりと、割とポップな印象の駅舎内でした。

秩父別駅 ホーム石狩沼田方面を望む

ホームは1面1線。砂利敷きの土盛りタイプ。ホームの向かいは原野。野生動物が普通にいそうな雰囲気でもあります。

秩父別駅 ホーム深川方面を望む

駅南側は国道がオーバークロスしています。

秩父別駅 出発

ということで、秩父別駅は以上です。11:20発留萌行きが来ましたので次に向かいます。(歩かなくてすむ~。助かる~。)

 

今回もそこそこ長くなりましたので、一旦ここで終わります。

次はこの続きになります。

ではまた。