kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#026】北東北2024年2月(その3)

前回からの続きです。新青森から新幹線に乗り、乗っている記憶がないまま到着したのが盛岡駅。2024年2月26日。時刻は18時を回ったところ。秋田、青森を経てようやく岩手県盛岡市。さすがに今日は飯食って寝ます。

 

盛岡駅】もりおか

2024年2月27日。朝から雪模様。前回の青森、新青森同様、この駅も何度か訪問している駅でもありますので、簡単に記します。午前中に所用を済ませ昼に近い時間に盛岡駅に戻ります。本日はここから新幹線に乗って次に参ります。

盛岡駅 駅ビル1階

JR東日本の施設がありました。「駅たびコンシェルジュ」。要は旅行代理店だろうと思いますが、「びゅうプラザ」とはちょっと違った面を持つ施設のようです。主要駅にしかないというのもこの施設。盛岡ですからね。主要駅中の主要駅。気にしてなかったこともあるのですが、という今日では見たことが無いのですが、たぶんあるんでしょうね~。

盛岡駅 新幹線コンコース

かなり雑な記録ですが、新幹線の改札内です。向かうは東京方面。

盛岡駅 新幹線ホーム

新幹線ホーム到着。2面4線の新幹線主要駅の典型的な構成。ここを通過する列車はありません。やっぱり、新幹線の特別感はこの天井高なのかなとも思えます。盛岡はここまで。雑ですみません。次に参ります。

 

水沢江刺駅】みずさわえさし

まずは仕事の都合で、向かったのは水沢江刺。それこそ仕事でもない限り行かないかな~。でもせっかく行けるとなれば、どんな感じなのか見ておきます。あんまり時間ないけど…。

水沢江刺駅 構内

岩手県内の駅です。新幹線の単独駅。東北新幹線開業当初はこの駅はありませんでしたが、地元の要望で開業した請願駅。2面2線のホームのこの駅は、地形的な要因以外ではフル規格の新幹線の駅としては異例。このタイプはこの駅の他、くりこま高原駅、新花巻があります。いずれも開業以降の請願駅。駅を設置するとなるとやはり用地の確保が重要となるところ。地元住民、自治体、県等、それはそれは調整が大変なことだったろうと思われます。予算も当然あろうかと思いますし、収支上投資できる額も限られていたのだろうと思います。それでもなんでも新幹線の駅設置が悲願となっていたのでしょうから、妥協点を見つける必要があったのかと思います。で、フル規格の新幹線の駅なのに土地の条件とは別に2面2線となったのでしょう。熱海も新神戸も2面2線ですが、どー考えても敷地の条件でそーなった駅ですが、ここはそんな事情で2面2線となってます。新神戸に関しては全列車停車駅なので問題は無いし、熱海については線形が悪いため、通過列車は減速せざるを得ません。つまり通過列車がそんなに怖くはないのですが、ここ含め東北新幹線の3駅は、普通に最高速度で通過します。最近は速度をUPしてますので、はやぶさが320km/hで通過します。更に新幹線の片式ホームの規定では巾が5m以上とされておりますが、特別措置としてこの駅では一部が4.5mしかありません。ホームドアは設置されてますが、これはもう大変です。通過列車が絶叫アトラクションです。残念ながら今回はあまり時間が無かったためホームの写真はありませんが、ホームはそんな感じでした。で、発車サイン音が「君は天然色」でした。大瀧詠一氏の出身地(江刺)に由来しているからとのこと。う~ん、雪混じる田園風景に「君は天然色」かぁ~。あの鈴木英人のLONGVACATIONのジャケットのイメージとは程遠い感じ。どっちかってーと「さらばシベリア鉄道」なんじゃないかと…。寂しくなっちゃうか。で、構内の話を忘れてましたが、ここは中間階が無く、ホームを降りると地べたです。そもそも新幹線単独駅である故、在来線等の乗り換えも無く、改札も一つ。で、注目は床です。小口タイルのようなタイル張り。東海道新幹線のホームの雰囲気を感じる床。東北新幹線の開業から遅れること3年の1985年に開業ですので、古いと言えば古いのですが、60年代に開業している東海道新幹線のホームの床モチーフを使ってしまうところが何とも不思議な感じがしました。多分、多分ですよ。「南の島」へのあこがれからの「君は天然色」、「夢の超特急」へのあこがれからの「東海道新幹線のホーム床」だったのかなぁ…とも。(あくまで個人の感想です)

水沢江刺駅 外観その1

外観です。駅です。道の駅ではありませんし、ペンションでもスキー場のリフト乗り場でもありません。勿論郊外型のスーパーでもありません。外観はリニューアルされているのだと思いますが、これまた若干メルヘンが入ってます。いろんな思いが込められているのでしょう。ホームの長さ分こんな感じではないので、あくまで出入り口部分のみ。

水沢江刺駅 外観その2

一応、3層構造。新幹線の駅らしい構造です。出入り口部分以外は案外ドライな意匠。そんな感じですよね、新幹線の駅って。

水沢江刺駅 駅前

駅は東西其々出入口はありますが、こちらは西口。基本的には西口が開けているので、メインはこちらかなと思います。駅前はレンタカー屋と駐車場ぐらいしかなく、目立った建物は殆どありません。発見できなかっただけかもしれませんが、その他店舗らしい商業施設は皆無。駅前ロータリーは客待ちのタクシーのみ。市街地の中心部からは結構離れた場所であるためか、人の往来も殆どありません。最寄りの市街地は水沢。開業当初は水沢市でしたが周辺自治体と合併し今は奥州市。その奥州市役所があるのが水沢。一応奥州市の玄関という事になります。ただ、その市街地までは北上川を渡ってゆかなければなりません。大体4kmぐらい西に行ったところ。駅は西側に開けているので、天気の良い日には水沢の市街地も望めるのではないでしょうか?わかりませんが…。また、駅の東側は北上山地。その北上山地を超えると大船渡や陸前高田があります。三陸沿いに行くのも良いとは思いますが、レンタカーなど車の利用であればこの2つの町へはこの駅が最寄り(BRT除く)になるので、東京方面から仕事で行く場合は便利なのかと思います。ということで、ここからは仕事モードです。レンタカー借ります!

 

北上駅】きたかみ

ということで、半日というかほぼ1日の仕事が終わり、戻ってきたのが北上駅。レンタカー返して駅方面へ。すっかり夕方です。

北上駅 駅舎全景

だいぶ暗くなってきましたが、駅まで来るとやっぱり安心します。東北本線北上線東北新幹線が乗り入れる主要駅。駅周辺も結構開けており、都市部であることを認識できる駅です。この駅も初訪問です。駅舎はさすがに国鉄時代からの年季の入ったRC2階建てモビ。やっぱりなんとなくこの時代の駅舎というのがグッとくるのは、建物としては比較的規模が大きいのにもかかわらず、階高が低いので、ヒューマンスケールなところ。小学校とか公民館の様相。それでも整然と並んだ窓や柱割の意匠がそれとなく威厳を醸し出しているところなど、ここが「日本国有鉄道の駅である!」と主張しているかのようにも見えます。まぁ、鉄道が交通インフラの主要であった時代、その街を象徴するのが駅であったことは間違いないので、これも納得。

北上駅 駅前

で、駅前はこんな感じ。ホテルに大規模小売店舗風(昔はデパートだった?)建物と、中規模都市の構成。駅前にはバスロータリーがあり各方面へのバスが発着しております。すこーし寂しい感じですが、それなりに人の往来はあります。

北上駅 駅舎内

駅入り口部分、改札前は吹き抜けており、吹き上がりの壁には焼き物による壁画。全く宣伝要素のない完全な意匠。モビです。絵の主題はヴァナキュラー。東北(特に北東北)の色彩を感じる印象がある空間となってます。で、改札は自動改札となっています。LEDの出発案内もあり、完全に都市部の駅。NewDaysもありますし。本日はここ北上の駅前に宿をとっておりますので、この辺でいったん終了。駅周辺にコンビニが見当たらなかったので、NewDays で色々調達し宿へ。

ARIV

一度、宿へ行ったのですが、やっぱりなんか締まらなく結局駅前のビアレストランへ。ARIV北上店。ビアレストランは何かにつけ丁度良い。幸いカウンターがあいていたので、ここで一杯。勿論一杯では終わりませんが。岩手の地ビールをそろえているお店で、サーバーから丁寧に注いでくれるところがまたありがたい。食事のメニューも地元産のものを使用したものが多く、ビールに合うような一品も数多くありました。結構お客さんも入っており、若干うら寂しくなっている駅前にほんのり賑わいを見せておりました。ホント、一品料理もかなり良く上品で、地ビールもうまい。店員さんも丁度良いフレンドリー加減で大変心地の良い時間を過ごせました~。いや~、良かった~。ごちそうさまでした!

北上駅 駅名標

明けて、2月28日。本日は北上から出発です。行き先は新白河。つまり新幹線です。(新白河についてはホントにしょっちゅう言っているところなので今回は記しません。)まずは西口の改札口を抜け、在来線ホームへ。よくあるパターンですが、後から新幹線が開通した駅というのは、新幹線ホームがそれまで旅客扱いのない留置線、入れ替え線、機関庫、貨物駅のような引き込み線の場所(構内)に建設されるので、在来線のメインの改札からはかなり遠くになります。で、大体在来線は地べたですので、新幹線が開通しようが何しようが、これを変えるつもりも予算もありません。勿論この際だからといって、既存の駅舎を改造なんて夢にも思わないのが通例で、新幹線は別物という認識だったように思えます。特に東北にはこの傾向が強い感じがします。東北本線というのが人と物の流通の根幹であった時代が長かったこともあるのでしょう。在来線の本線というのが絶対的であったからこその名残。福島がその代表。頑として橋上駅にしません。東西の自由通路も作りません。そんなわけで、新幹線に西口から乗ろうとすると、一度在来線のホームに入り、地下の連絡通路を通り、もう一度階段を登って東口の改札付近までゆかないと、新幹線の改札口が見えてきません。街の入り口はあくまで西口です。東口は若干おまけみたいなところ。駐車場とか小さいながらもロータリーやバス乗り場、タクシー乗り場はありますが、そんなに発展していないのが東口。ホテルもあるにはありますが、もうちょっと先には北上川が流れているので、それ以上発展のしようが無いところ。新幹線利用者にとってはどーにも不便な駅。で、駅名標ですが、これは1番線ホーム。東北本線北上線が使用しているホームの駅名標

北上駅 1番線ホーム

駅舎についているホーム。片式ホームですが、実はこの先切り欠きがあり0番線があります。このホームは東北本線の当駅始発の上下線と北上線の発着するホームとなっています。で、前述の地下通路へ降りてゆく階段がこれです。構成は1面2線のこのホーム片式と1面2線の島式。島式ホームの先には貨物用と思われる引き込み線が4から6本程度ある構成。在来線のホームはご覧の通りの閑古鳥。今や貨物が主流の東北本線の様相が見てとれます。

北上駅 0番線ホーム

1番線の盛岡方面の切り欠き部分。0番線ホーム。北上線の発着の他、当駅始発の盛岡方面の東北本線の列車も使用。主要駅なのにうら寂しい感じ。まあ、味わい深いのですが…。

北上駅 地下通路

そんなこんなで、地下通路。主要駅ですから地下通路であることも特に編ではないのですが、こんなにも人がいないと「大丈夫?」と思ってしまうのは私だけではないような気がします。それにしてもめんどくさい。キャスター付きのスーツケースなんか持ってたら、というか持っていたのですが、無駄に上り下りがあるのはホントめんどくさい!一応EVはありますが、なんかいちいち手間ばかりかかる印象。基本的には好奇心で色々と探索していなければ、ホントめんどくさいだけかもです。

北上駅 東口地上部改札内

で東口側に上がってくるとこの殺風景。嫌いじゃないんだけどね。それにしても人がいない。これも嫌いじゃないんだけどね。でこの先を左に折れて正面がようやく新幹線の改札口。

北上駅 新幹線改札内

新幹線改札口を入るとようやく人の気配が。構内の店舗もあります。新幹線の駅らしさを感じられるところまで参りました~。

北上駅 新幹線ホーム

で、ホームに上がるとはいドーン!北国仕様の新幹線駅。オール屋根付き。ここはきちんと通過線が設けられているので安心。ホームドアはありませんが。ホームは2面3線で、向かいの島式ホームの手前が12番線下り盛岡方面で、こちらの片式ホームが13番線登り仙台方面。向かいのホームの奥側が11番線となっており、予備とのこと。12番線と13番線の間には通過線。320km/hで通過するのです。はやぶさが。

北上駅 駅名標(新幹線)

で、駅名標です。隣の駅は両方とも請願駅。つまりアトラクション。それにしてもそこそこ語りどころのある駅でした。味わい深い個所もあり…。まあ、ねぇ~不便さも味といえば味だし。

そんなこんなで、今回の北東北の駅を巡る旅はここまで。な~んか途中かなり雑になってしまいましたが、時間の都合上と以前にも訪れていることが理由としてあったので、若干省略気味となりました。別に興味が無いわけではないのでご了承ください。次はどこになるかな?まだ検討中です。ではまた。