kayabachonorb’s blog

旅と鉄道とあたし

【駅を巡る旅#048】鳥取2024年10月

今回は鳥取です。鳥取県の県庁所在地の鳥取です。県庁スタンプシリーズの為、ショートです。鳥取駅だけです。ここのところ日本海側が続いておりますが、取り敢えず今回で一旦終わりです。ということでスタートです。

2024年10月30日。

サンライズ シングル上段

昨晩東京駅よりサンライズに乗ってまずは岡山へ向かいます。毎度のようですが、今回も仕事終わりに東京駅へというルーティーン。(ちょっと無理してますが…)それにしても今年ほどサンライズに乗った年は無かったなぁ~。お世話になりました。

岡山駅到着

サンライズを岡山で降りるって結構きついのですが、降車します。東京駅を21時50分に出て、岡山には6時半ごろ到着ですから、シャワーなんか浴びて酒なんて飲んでいたらあっとゆーまです。最近は乗り慣れてきていたので、早めに寝ることができましたが、寝台列車ですのでたまに乗るとテンションが上がって(鉄の場合特に)なかなか寝付けないというのが、サンライズあるあるです。降車前30分前には起きておきたいところなので、少なくとも熱海辺りでは寝たいところ。今回はその予定通りにいった感じ。それでもやっぱり眠い。10月の終わりの朝6時半過ぎの岡山は、眠気を覚ますには十分冷えておりましたので降車と同時にシャキッとしました。

スーパーいなば

ここからは特急「スーパーいなば」に乗り換えて鳥取を目指します。岡山での乗り換え時間も丁度良く、便利な乗り継ぎとなってます。それにしてもこのキハ187系ですが、正面が完全に真っ平。普通列車の車両でもここまで平な車両は無いと思うんだけど…。中間車を改造して運転台を付けちゃった食パン型(583系や113系の中間車改造)ぐらいしか思いつかないので、新造でこれって…。しかも、特急車両で。他に例がないという部分では唯一無二の車両であることは間違いないし、類似するようなフォロー車両が無いのも良きデス。とにかく見た目も黒の縁取りが何とも厳ついというか、男らしいというか、もみあげが長いゴルゴというか…。イギリスの鉄道で前面に浮き輪みたいなでっかいゴムをくっつけた車両がありましたが、それっぽくも見えます。が、どっちかってーと、ほっかむりをしている感じにも見えるので、やっぱり「ドジョウ掬い」ってことで、やっと山陰につながりました~。とにかく乗換時間がそんなにないのでさっさと乗ります。

スーパーいなば 車内

2両編成。乗車率はこの車両で40%ぐらいかな?思ったより多く乗ってました。この手の特急車両も今後は減ってゆくのかもしれないので、乗車出来て良かったです。この車両も車齢としては20年以上経つものなので、それなりに味が出てきております。

列車は岡山を出て今来た道を兵庫県の上郡まで折り返します。その後智頭急行線を智頭まで走り、その後は因美線。別にJRだけでも鳥取へは行けるのですが、津山線因美線の規格がローカル線のままなので、高規格の智頭急行の路線の方が速く走れるということで、若干の遠回りになってます。この車両も山陰本線の高規格化に合わせカーブの走行性能を上げた車両、自然式振り子車両となっているので、まぁ、速い。サンライズの後なので、若干気持ち悪いけど。

 

鳥取駅】とっとり

鳥取駅 ホーム

着きました~。時刻は8時半を過ぎたところ。快晴です!高架駅で、ホームは2面4線の島式。2番線と3番線の間に中線があり、4番線の外側に側線があります。この辺は電化されていませんので、架線が無い高架駅。ホーム長はかつてここを走っていたブルートレイン「出雲」の停車の為12両編成が停まれる長さになっています。そー考えると東京から直接これたんですよね~。今は定期列車としてここにやってくる「スーパーはくと」の5両。臨時で6両になることもありますが、せいぜいこんなもの。山陰本線因美線普通列車は21~4両編成。中央部分に昇降設備があるので、列車の停車位置も中央部分。ホーム端部はもはや使われない状態。

鳥取駅 駅名標

いつも通りのJR西日本駅名標。但し、山陰本線では駅によっていつものブルーではなく各地を象徴するカラーを採用しているので、ここ鳥取は黄緑?梨なっしー!ま、いいか。

鳥取駅 ホームより南口を望む

乗ってきた「スーパーいなば」。回送の表示になっております。4番線ホームから見た南口はこんな感じ。都会のそれって風景です。中国山地を走り抜けてきた後にこの景色ですので、都会を感じます。山陰地方でも鳥取は結構雪が降る方だと思うので、ホームだけではなく線路の上にも屋根が欲しいところだと思うのですが、多分電化されていないということで屋根つけなかったのかと…。つけようと思えば着きそうですけどね~。梁あるし。どーせ短編成しか来ないのだからねぇ~。部分的でも。予算が無いのかな?お金かかりますからね~。

鳥取駅 改札内中2階

乗換コンコースはこんな感じ。待合室もあります。1978年に高架化したので、40年以上経つ駅ですが、それなりに綺麗です。というか割と中間階はガランとしておりますが、これがまた当時の雰囲気そのままといった感じで良きデス。多分、床・壁・天井、全部当時のままなのではないでしょうか?やっぱり当時は新幹線の駅を意識したと思いますので、このような素材感になったのでしょう。天井は低いのですが、これもまた中間階の味です。

鳥取駅 中間階から1階を望む

中間階から1階はこんな感じ。よくある高架駅の構造そのままです。というか1978年製なので、初期型といっても良いでしょう。多分新幹線の駅以外ではホントに初期だと思います。こうした吹き抜け空間も気持ちを上げてくれます。

鳥取駅 改札口

有人改札。レトロ。内照式の出口表示もレトロ感が。それでも天井高が高いおかげで陰湿な感じが無いので、すっきりしており朽ちた感じはしません。それでも空間の構成とテクスチャーなどによって、昔のデパートの1階の雰囲気はあります。

鳥取駅 改札内大階段

ターミナル駅然とした大階段です。LED出発表以外は全てレトロフューチャーの世界。照明も蛍光色だし、グレーの床、くすんだ白壁等、余計な装飾などがほとんど無い、当時の未来感を今も感じることができる空間となっております。多分当時のイメージとしては、この先のホームに未来型の特急列車(ホントは新幹線であってほしかったと思います。)なんかが停まっていたのかもしれません。実際停まっているのは2両編成のディーゼルカーですけど。因みに乗り入れは、山陰本線因美線因美線は起点駅です。運行上は郡家から乗り入れている若桜鉄道、智頭より乗り入れている智頭急行線の乗り入れがあります。また、山陰本線も運行上は切替駅となっておりますので、各方面への起点の駅となっております。

鳥取駅 改札前

で、改札口を出るとこんな感じ。松江の時と同じような感じです。但し、こっちの方がよりデパート感が出ております。店舗がお土産屋に特化していないので、そんなこともあるかもしれません。日常使いも範疇にあるのでしょう。

鳥取駅 南口駅前

で、まずは南口に出てみました。以前にも鳥取の駅前には来たことがあり、その時はまさにこの南口駅前のスーパーホテルに泊まりました。とにかく狭かった記憶があります。まぁ、そんなことはどーでも良いのですが、こちら南口側は割とホテルやオフィスが建ち並ぶエリアとなっております。つまり再開発をされた側で、その昔は国鉄の敷地で機関区や引き込み線や留置線があった方側。勿論駅舎なども無い側。それでも高架前の航空写真を見る限り、こちら側にもそれなりに町が形成されており、流通も多かったようにも思えます。高架化されて40年以上もたっているので、この付近の状態がピッカピカの新しい街かといえば、そーではないので、今となってはどっちがメインかわからない様相です。

鳥取駅 南口

シンプルですが、それがまたカッコ良い!プロポーションも良きデス。無論外壁などはリニューアルされているでしょうから、開業当初の状態とは違うと思いますが、元々の構成のバランスが良いので、綺麗に見えます。イメージは新幹線だったんだろーなー。

鳥取駅 北口駅前

そして北口です。駅前です。こちらが昔からあった駅前です。で、いきなり目の前には薄らデカいアーケードが!駅前の目抜き通りと思われる道を大屋根が覆っております。結構衝撃的です。確かバスも通行するんですよね~。こんな駅前アーケードは他ではお目にかかれないかもしれません。意匠は市場というか、ディズニーランドのゲートというか(言い過ぎました)、人が集まる場所を意味しそうな外観です。で、その隣です。左隣。赤茶色のビルです。唯一のデパート丸由百貨店です。鳥取市内唯一のデパート。まぁ、そう言うと「はあ。そんなもんでしょう。」と思われますが、鳥取県内には2件しかありません。そのうちの一つ。もう一つは米子市にある米子タカシマヤ。それでも「まあそんな感じでしょう。」と思われるでしょう。ところが、山陰地方は以上です。となると感じ方は変わってくるかと思います。2024年1月に松江の一畑百貨店が閉店してしまいましたので、山陰地方には鳥取県の2つだけ。その2つのうちの一つが丸由(まるゆう)百貨店。しかも地元の百貨店。戦前からある百貨店で、戦後1949年~2022年までの間の73年間、丁度高度成長期は鳥取大丸として営業しておりました。鳥取の雄です。丸由百貨店と駅前アーケードが鳥取駅北口駅前を象徴する存在になっております。

鳥取駅 北口

高架駅のお手本のような駅の姿です。これでも中間階があるので、フロアとしては3つあります。ですが、高さがそれほど高くは無く、意外とヒューマンスケールです。水平(バーティカルライン)が強調されておりモダンの要素も感じることができます。言ってみればホームが屋上庭園ですので、モダンで良いかもです。また、こちら側の駅前は広場となっており、そこそこ大きい樹木も植わっておりますので、公園的要素が大きい空間となっております。歩行者にとっては居心地の良い空間です。周辺のランドスケープと合わせると、ますます駅がモダンに見えてまいります。

駅としてはそれほど大きくない駅でしたが、周辺含めるともっと色々見どころはあるのかと思いました。もう少し時間をかけて周辺の駅も訪問したいところですが、今回はここまでといたします。

鳥取駅バスセンター

北口駅前からは空港行きのバスが出ております。駅前のバスセンターですが、この建物が案外良いのです。昔の建物にしてはすこーし天井が高いなと思ったのですが、実はコレ吹抜けです。天井(写真右)のキワッキワのところに開口部があると思いますが、これが2階の部屋の窓です。2階というか屋根裏部屋というか、そんな感じのフロアが確かにあるのです。一般の人は入れないのかな?恐らく事務所機能だと思いますので、関係者以外は立入禁止だと思います。でも、この様相。乗り場側は全てサッシ。ガラスも透明。外部の庇はインアンドアウトを意識してます。モビです。バスの切符は右側の壁のところで売っております。勿論有人です。

鳥取空港 外観

鳥取駅からリムジンバスで30分弱。鳥取空港に到着です。なんかコナン空港とか言うそーですが。空港全体の外装色は砂丘をイメージしたベージュというかオレンジというかそんな感じでした。若干中国感があるけど。

鳥取空港 制限エリア内

で、帰りの飛行機を待ってます。制限エリア内の感じはこんな感じでした。そんなに大きい空港ではないのですが、内観の意匠が外観に比べサッパリとしていたので、居心地は良かったです。

ANA A320機内

さて、帰ります。昼の便だったので、空いてました。ありがたい。3列3列の小型機でも空いていれば楽勝。1時間ちょっとなので、問題ナッシー。

鳥取砂丘

で、最後に観光です。快晴でしたので、よく見えました~。

短い訪問でしたが、気持ち良い旅となりました~。

ではまた。